DUCATIカーボンカウルクリアー塗装 完成

ducati33 大変お待たせしました!ドゥカッティの社外品カーボンパネル&リヤスポイラーも本日完成となります。計3回分塗ってあるので少し長めに寝かして様子を見させて頂きました。

ducati19元の状態がこちらで、艶消し仕様だった物にクリアーを塗って艶有りにしました。

ducati34 ただあの状態から一度の塗装でこうなった訳では無く、表面にあった無数の巣穴を埋める為にクリアーは下塗りを含め3回行っています(3コートではなく三回分=3個分の塗装です)。

ducati35それなりにクリアーの膜厚も付いたので深みを通り越して立体感を感じられると思います。

ちなみに塗膜の厚みには「塗膜限界」と言うものがありますが、近年の塗料はよく出来ていますので一度にタップリ塗るような事をしなければ特に問題はありません。マズイのはベースコートの厚塗りであって(DUPONTのセンタリ6000ユーザーならよく御存知かと・・・)、1ステージ(一工程分)の塗装を何度も塗り重ねる事自体は問題ではありません。10回塗り重ねても下地さえちゃんとしていれば問題は無く(重量や気分的な問題は別としてですが・・・)、むしろ塗膜が厚いと防錆効果が高いとさえ言われていたりします。

ただ勿論1ステージ毎の塗膜がしっかりした物という事が前提で、それが保証出来ない場合はやはり削り落とした方が無難でして(普通そこまで厚い塗膜は信用出来ませんよね)、何かしらの理由で自分で10回塗り重ねる必用があったとした場合はそれは特に問題では無いという事です(ただし時間も費用も相当掛かりますが・・・)。

尚、これとは別に追加で御依頼頂いておりますフロントウィンカーのスモーク塗装はまだ先になりますので、まずはこちらの完成のご案内をさせて頂きますね。後ほどメール差し上げます。

この度も御贔屓いただき有り難う御座いました!