プレオ ステアリングスイッチパネル 本塗り

preo17最終脱脂作業を終えたらプラスチックプライマーを塗り、まずはグランドカラーのホワイトを塗ります。先ほど紹介したオレンジパールでは隠蔽しないので、この下地の白を透過して発色を良くする、みたいな感じでしょうか。

ちなみに以前勤めていた会社でランボルギーニムルシエラゴの白を調色しましたが、STANDOX、DUPONTどちらの原色白よりもボディの方が白い!と言う地獄のような事態に陥りまして、そうなるともうどうしようも無いのですが、その時の社長の気転により「関ペの白」で確認したら良い感じでした。関ペは殆ど使っていないので良く判らないのですが、黒なんかは外資系よりも国産の方が漆黒度が高いのは有名な話ですから(規制の問題らしいです)、白もそういった事があるのかも知れませんね。ちなみにその時は私の会社ではありませんし私の支持でもありませんので念の為(関ペでムルシエラゴ・・・)。

preo42 グランドコートの上にオレンジのベースコートを塗り、十分乾燥させてテープフリーな状態になったら「+」と「-」を塗装で入れる準備をします。位置については以前施工した時に使った画像があったのでそれをそのまま利用しています。まさか二回目に使う機会があるとは思いませんでしたが、同オーナーと言う事で納得です(笑)。

preo43 マスキングシートのデータも以前作った物が残っていたのでそのまま利用しています。ただその後パソコンがクラッシュして一部のデータは消えて無くなってしまっています。KONAのフレームロゴはかなり苦労した記憶がありますが、もう、ありません(苦)。

preo44 赤はフェラーリのロッソコルサ(カラーコード:300)です。

preo45 そしてマスキングを全て剝がし、クリスタルクリアーを塗って本塗り完了です。凹んだ文字部分も埋まらず、前回同様テロっと仕上がったと思います。

preo46実物はもう少しオレンジが濃く色がはっきりしていて、パール感も良い感じに表現出来ていると思います。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きますね。もう少々御待ち下さいませ!

BMWの内装ボリュームスイッチは組み付けまでもう少し時間を置きたいですのでそちらももう少々御待ち下さい!