プレオ ルームミラー&シガーソケット塗装承ってます

pleo 先日到着しておりましたスバルプレオのルームミラー&ダミーシガーソケットです。こちらのオーナー様は以前テールランプやステアリングスイッチ等の塗装もご依頼頂いている方でして、この度もご贔屓頂き有難うございます!

pleo1 今回のご依頼内容としては、ベースカラーをレクサスの1J7のシルバーをベースに、ただ配合内容は少し変えて行う予定です。イメージとしては緑味(青味)を控えてシルバーの金属感を強調させるような感じとなります。またこちらのダミーシガーソケットには「12V」のロゴをフェラーリの赤(「ロッソコルサ」:カラーコード:300)で入れるよう承っています。

pleo2 ルームミラーの方はこのザラザラとした梨地を「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理で平滑とし、また凸文字も全部削り落とします。

pleo3 ちなみに本来であれば分解して作業をしたい所なのですが、その為にはまず正面の鏡を外さなければならなく、ただ割れてしまう可能性もありますので、今回はこのままの状態でマスキングで対応しようと思います。幸いにして鏡に近いフチの部分はツルンとして梨地が無く、その辺りは激しい作業は行わなくて済みそうですので恐らくはマスキングでも大丈夫だと思います。

pleo4シルバーの色味に関してはレクサスの1J7の色をベースにし、配合されているメタリック原色2色の内の1つを、以前社外記で紹介した金属感の高いSTANDOX新色MIX818に置き換えてフリップフロップ性(正面とスカシとのコントラスト差)を高め、また配合データに含まれている青系の原色を省いて緑味を抑える感じにします。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。この度も当店をご贔屓頂き有難うございます!

プレオ ステアリングスイッチパネル塗装 完成

preo47 大変お待たせしました!プレオのステアリングスイッチパネルの塗装、本日完成となります。たった今撮影を完了しました。

preo49ベースとなるのはランボールギーニの「Arancio Atlas」(カラーコード:0058)で、そこから濁りを無くしてオレンジ味を強くしつつグリーンパールなども入れていたりします。

preo48 光に当たると正面のパールが効いてゴールド感が出ますが、ベースの原色はオレンジが殆どなので透かして見える部分は色味が強く出ます。またパールベースは隠蔽性が余りなく、その下に塗ってあるグランドカラーの白が透けるキャンディーカラーのような感じで発色も良く仕上がっているかと思います。前回同じ物をイエロー系のパールでご依頼頂いていますが、今回わざわざ新たにご依頼頂いただけあって良い感じに仕上がっていると思います。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度も当店をご利用頂き有り難うございました!

プレオ ステアリングスイッチパネル 本塗り

preo17最終脱脂作業を終えたらプラスチックプライマーを塗り、まずはグランドカラーのホワイトを塗ります。先ほど紹介したオレンジパールでは隠蔽しないので、この下地の白を透過して発色を良くする、みたいな感じでしょうか。

ちなみに以前勤めていた会社でランボルギーニムルシエラゴの白を調色しましたが、STANDOX、DUPONTどちらの原色白よりもボディの方が白い!と言う地獄のような事態に陥りまして、そうなるともうどうしようも無いのですが、その時の社長の気転により「関ペの白」で確認したら良い感じでした。関ペは殆ど使っていないので良く判らないのですが、黒なんかは外資系よりも国産の方が漆黒度が高いのは有名な話ですから(規制の問題らしいです)、白もそういった事があるのかも知れませんね。ちなみにその時は私の会社ではありませんし私の支持でもありませんので念の為(関ペでムルシエラゴ・・・)。

preo42 グランドコートの上にオレンジのベースコートを塗り、十分乾燥させてテープフリーな状態になったら「+」と「-」を塗装で入れる準備をします。位置については以前施工した時に使った画像があったのでそれをそのまま利用しています。まさか二回目に使う機会があるとは思いませんでしたが、同オーナーと言う事で納得です(笑)。

preo43 マスキングシートのデータも以前作った物が残っていたのでそのまま利用しています。ただその後パソコンがクラッシュして一部のデータは消えて無くなってしまっています。KONAのフレームロゴはかなり苦労した記憶がありますが、もう、ありません(苦)。

preo44 赤はフェラーリのロッソコルサ(カラーコード:300)です。

preo45 そしてマスキングを全て剝がし、クリスタルクリアーを塗って本塗り完了です。凹んだ文字部分も埋まらず、前回同様テロっと仕上がったと思います。

preo46実物はもう少しオレンジが濃く色がはっきりしていて、パール感も良い感じに表現出来ていると思います。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きますね。もう少々御待ち下さいませ!

BMWの内装ボリュームスイッチは組み付けまでもう少し時間を置きたいですのでそちらももう少々御待ち下さい!

プレオ ステアリングスイッチパネル 下準備

preo38 こちらもお待たせしました!本日本塗り完了しておりますがちょっと内容が濃いので紹介は明日になるかと思いますが、とりあえず下準備の方からご案内していきますね。

上の画像は足付け処理の作業で、ただスイッチパネル中には「SHIFT」の凹み文字があるので、奥まったそこも足付け処理をする為にいつものナイロンブラシ+ウォッシュコンパウンドでの作業となっています。スイッチ内部は水に塗れないようにはしていますのでご安心下さいませ。

preo39 そして色の作成です。ベースとなるのはランボールギーニの「Arancio Atlas」(カラーコード:0058)となるのですが、既に前回同じ物を違う色でご依頼頂いておりまして、今回もここの色には拘っておられますので色々調整を行っています。

使ったのは上の原色で、元となる配合データは著作権上の事から紹介出来ませんが、「イエローパール:7、グリーンパール:3にして、オレンジ系パウダーパール:2」と言う内容をそのまま重量比に換算して置き換え変更しています。色を濁らせる成分のオーカーと黒は除きました。グリーンパールは以前ご依頼頂いた時と同じ物を採用しております。また前回使ったオレンジパールのパウダーはリキッド(液体)タイプに変更となりましたのでこちらで対応しております(少し前に入荷しました)。ご安心下さいませ。

preo41イエローだった色をオレンジ寄りの色にし、ただスイッチに入れる「+」と「-」がフェラーリのロッソコルサ(赤)なので余りオレンジが強すぎるとそれが埋もれてしまいますが、それらを考えても丁度良い感じなのでこのまま行く事にしました。メタリックもクド過ぎず明るいオレンジが丁度良いと思います。

preo40ちなみにクリアーは前回に続きクリスタルクリアーで承っておりまして、オーナー様より頂いたコメントでは「凄い艶ですね。未だに濡れたような艶は健在です」との事でした。気に入って頂けて幸いです。

それでは続けて本塗りを紹介しますね。ただもう色々限界で、紹介は明日になるかもですが・・・(すいません)。

プレオ ステアリングスイッチパネル塗装承ってます

preo37先日到着しておりましたスバルプレオのステアリングスイッチパネルです。この度もご贔屓いただき有り難うございます!

こちらは以前全く同じ物をご依頼頂いているのですが、「 ボディ色とかぶっていることより、さらにオレンジを強くしたい気持ちがあり」との事で今回新たにご依頼頂きました。ボディカラーをイエロー系にオールペンされたようなのでスイッチの方をそれよりもオレンジ味を強くされたいとの事です。色についてはもう少し検討されたいとの事ですので先に紹介だけさせて頂きますね。以前のも併せて紹介致します。

preo34 以前ご依頼頂いた時の画像です。配線が取れない・・・と思っていたら前回もそうだったみたいですね。大分大脳皮質がやられているのかも知れません(いやまだ大丈夫です)。メーターパネルやスイッチパネルは艶消しのホワイトパールだったと思います。

作業的にはまだ先になりますので色に関してはごゆっくり検討して頂ければと思います。この度も当店をご利用頂き誠に有り難うございます!