こちらもお待たせしました!メルセデスベンツW124のエンジンルーム内のパーツ一式も作業開始しておりますのでご安心下さいませ。
ご依頼内容としては、前回ご依頼頂いたR129のインマニと同様に艶々の仕上げでご指定頂いていますので、まずはザラザラとした素地を平滑にする事から始めます。
作業工程としては「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった内容で、最初に#240で全体を研磨した後、ウォッシュコンパウンドとスコッチ(繊維状の研磨材)で足付け&脱脂洗浄を行います。
ちなみに見えない裏側は塗らないつもりでしたが、一応色だけでも塗っておこうと思いましてこちらも一緒に作業しています。
細かい部分はペーパーやスコッチでは研ぎきれないのでいつもの様にウォッシュコンパウンド&ナイロンブラシでガシガシと傷を付けておきます。
エアークリーナーボックスに付いていたスターも黒い部品と同様ザラザラとした素地なので、これも同じ様に削ってサフェーサーで平滑に仕上げます。
意外と忘れがちなのがフチの処理で、大抵後でペリペリと剥がれたりするのはこういう所から起こるケースが多いです。普段は何ともなくても何かにぶつけたり曲げたりした時に剥がれるきっかけになり易いんですよね。ちなみにサフェーサーは軟化剤を入れて塗膜に柔軟性を持たせるようにします。
それではまた作業進行しましたら紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!