フェラーリ348サージタンク&インマ二結晶塗装承ってます

ferrari 先日到着しておりましたフェラーリF348のサージタンンクとインテークマニホールド一式です。この度も当店をご利用頂き有難うございます!

今回ご依頼頂いたのは、以前とある業者さんにお勤めしていた時に当店をご指定頂いていた担当者様で、この度新たに独立されたとの事で今回も当店をご利用頂きました。開業おめでとう御座います!

尚、今回のご依頼についてはこちらの日記で紹介させて頂けるご承諾も頂きましたので、メールでご質問頂いていた「色」についても詳しく紹介させて頂きたいと思います。

ferrari1上の画像の右下にあるスロットルは今回「色見本」としてお預かりした物で、表側は他の部品と同様に黄ばんで黒ずんでいるのですが、裏側は画像のように比較的綺麗なシルバー色が残っているので今回はここの色を参考にしたいと思います。それにしても全然色が違いますよね。

ferrari2手前にある色板は以前フェラーリのサージタンクを塗装する時に作成した色見本で、今回のスロットルと比べてみると少し黒いですが、概ね良い感じになっていると思います。

ferrari3 先方様から伺っている事としては、

「今回はスロットル部はそのままで行こうと思うので、色見本として1ヶ送る予定です。明るいシルバーで再塗装されている物をよく見ますが、本来は少し緑がかっている様な気がするのですが、汚れのせいでしょうか?」

といった事があるですが、恐らくそれは普通にシルバーを塗ってしまっているからで、通常フェラーリのサージタンクやインマ二に塗られている色は単なるシルバーでは無く、白と黒が混ざったグレーっぽいシルバーにして色を作成しています。

ferrari5以前のプロ・フィット(自動車板金塗装)では、各案件ごとに先程のような色板(色見本)を作製し、その時のコンディションや気になった事などを逐一記録していました。ご依頼頂いた車一台一台の為に作成したカルテのような物で、今見返してみると気分が悪くなるくらい色々な事を書いてあります(恐)。

ferrari4塗装は大抵後から問題が起きるので、その時に気になった事を書いておけば何かあった時に対処し易いと思うのです。記憶だけに頼ると大抵自分の都合の良いように解釈してしまいがちですからね。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼誠に有難うございます!