SHURE SM58マイク ロゴ準備

mic100先日紹介しましたSHUREのSM58マイクです。

今回はオリジナルのロゴ入れ塗装も承っておりまして、概要が決まりましたので改めて内容を紹介させて頂きます。

mic103ロゴについてはオーナー様にjpeg画像を用意して頂き、それを基にしてベクトルデータを作成します。

上の画像の右側のロゴが基となるjpeg画像で、こちらはラスター画像=いわゆるドットの集まりで形成されたデータなので、拡大すると画像が荒れていきます。

それに対して左側のロゴがベクトル画像で、こちらはX軸、Y軸など座標をデータにしているので、いくら拡大しても画像(輪郭)が荒れる事はありません。カッティングプロッターでマスキングシートを作成する際はそういった情報を元に正確で綺麗な線がカット出来る訳です。

mic105と言う事でまずは普通の紙でプリントアウトし、実際にマイクに貼ってサイズや位置、角度などを確認します。

mic106撮影した画像をオーナー様に送って、最終的に縦幅(高さ)が80ミリ、マイクに対して真っすぐとしました。

mic110色分けの個所についても間違えないようイメージイラストを作成してご確認頂いています。

各仕様については、


・マイク本体部・・・AUDI「PHANTOM BLACK PEARL」(カラーコード:LZ9Y)

・グリルボール部・・・STANDOX SPFシルバー

・ロゴ部・・・STANDOX SPFシルバー

・クリアー・・・クリスタルクリアー(全面艶あり仕上げ)


となります。

尚、こういった塗り分けやロゴ入れに関しては、ご希望していた仕上りと違ったら大変な事になりますので、ご依頼頂くコースは【標準コース】でのお受付が基本となります。

ちなみに【お任せ仕上げコース】では単色べた塗りが基本で、マスキングなどの細かいご指定も出来ません。逆を言えば「ミスのしようが無い」と言う内容で、それにより全体の費用を抑えるようにしています。
以前のプロ・フィット(自動車板金塗装)であれば20万円掛かったところを、同程度の品質10万円以下で提供出来れば・・・と言う思いで設定したコースで、その分ご依頼内容は簡潔に、メールのやり取りも2~3回で終わるような単純明快なものに限られますが、下地処理や塗装方法などはベンツの車体に行う物と同じような内容としておりますので品質においてはご安心頂けるかと存じます。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!