アルミ製ECUボックス結晶塗装 本塗り

box15 こちらもお待たせしました!エンジンルーム内に取り付けるアルミ製ECUボックスも無事本塗り完了しておりますのでご安心下さいませ。

こちらは先ほど紹介したL型ヘッドカバーに合わせるように作業していますので順番的にはかなり早めに進行出来ております。こればかりは運と言うか、他のご依頼主様のご都合に依る所が大きいです。

box16裏側を除く全体をダブルアクションサンダーで研磨し、溶接ビード個所はワイヤーブラシとスコッチ#320で擦り、最後にリン酸で処理しています。

box17 まずはプライマーを塗布します。

box18 裏側に関しては塗らない予定でマスキングもしないつもりだったのですが、溶接ビード部の焼けが気になったのでプライマーだけ塗っておきました。また塗らないプレート裏側も汚くなるのが嫌だったのでマスキングしておきました。塗料が飛ぶだけなら良いのですが、台の上を移動した時に塗料が無造作的にベタベタと着くのが嫌だったんですよね。

box19 そして本塗り完了です。既に熱を掛けて完全硬化させ、結晶塗装目も出た状態です。

box20 薄いパネルは熱伝導率が極端なので、それに注意しつつ熱を掛けています。

box21 結晶目も綺麗に並んでくれたと思います。

良く頂くお問合せとして「購入した物が想像していた結晶塗装と違ったので塗り直して欲しい」といった事があるのですが、再塗装をするには剥離作業が必要で、またこれは車でも言える事なのですが、オーナー様が着いている物とそうでない物は仕事内容は全く変わるので、コスト(費用)も全然違います。

車の塗装も同様で、まだオーナーの着いていない車の塗装と、直接オーナー様からご依頼頂いた車の塗装とでは内容はまるで違います。掛けられるコストが最初から違うのでこれは当然で、仕方が無いのです(私も経験ありますのでその辺の事情は良く判ります)。

それではこちらも完成次第改めて紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!