Mazda Diesel Fuel Cap

mazda マツダ純正品のクリーンディーゼル用フューエルキャップです。

mazda1 状態としては未塗装で、素地はザラザラとして、パーティングラインなども残っています。

mazda2 #120→#180→#240のペーパーを使って全体を研磨します。

mazda3 塗装する部分はキャップの上部分で、中央に嵌っている脱落防止用のリングから下側をマスキングして塗料が付かないようにします。

mazda4 樹脂の表面には専用のガスを使って火炎処理を施し、親和力の大きい有機化合物を樹脂の表面にナノレベルで形成してこの後に塗るプラスチックプライマーの密着性を向上させます。

mazda1その後2液性のウレタンサフェーサーを塗り、60℃40分程の熱を掛けて硬化させます。

atenza59元々あった「DIESEL」と「MAZDA」のロゴを基にして、データを作製します。

mazda9そのデータを使ってマスキングシートを作製します。

atenza42そもそものご依頼理由としては、オーナー様のご家族が使う時に間違えてガソリンを入れない為と言う事で、視覚的に判るようキャップの色を軽油のイメージカラーである「グリーン」にする事でした。

最初は市販のリング状の物を購入されたようですが、どうやらそれでは許されなかった模様です。

mazda2サフェーサーが硬化したら#320→#400でラインを研ぎ出し、#600→#800でペーパー目を均します。

mazda43マスキングを貼り直し、本塗り開始です。

mazda26最初にベースカラーとなるグリーンを塗装し、自然乾燥でテープフリーな状態になったら先ほど紹介したロゴ用のマスキングシートを貼り付けます。

mazda27ロゴ用に作成した淡いグレーを塗装し、マスキングを全て剥がしたらクリアーを塗布します。

mazda29クリアーは通常のタイプ(STANDOXイージークリアー)と、オプションで高品位なタイプの「クリスタルクリアー」に変更する事も可能です。クリスタルクリアーは高美観・耐UV効果・耐擦り傷性・耐薬品性などに優れたクリアーで、今回のようなフューエルキャップへの使用は効果的です。

mazda32その後さらに60℃40分の熱を掛けて塗膜を完全硬化させ、数日寝かしたら完成となります。

mazda33mazda34mazda35mazda36ここまで視覚的に軽油燃料だと判ればうっかりガソリンを入れてしまうような事も無くなると思います。

また同じようにこれをハイオク仕様にされたような案件もありますので宜しければご参照下さいませ。

インプレッサSTIフェーエルキャップ

ハイオク仕様 マツダフューエルキャップ

BMW Fuel Cap