ORB CF3 Microphone

ORB社のCF3マイクです。

ボディは金属素地の上にスモーク塗装が施され、ブラックメッキのように格好良い質感なのですが、軽く研磨するだけで塗膜が破れて下地が露出してしまう為、

全体をダブルアクションサンダー#180→#240で研摩してそれらを剥がし、

 プライマーを塗装しました。

その後はいつも通りの本塗りとなります。

色はトヨタ「クリスタルシャイン」(カラーコード:070)の3コートホワイトパールとなります。

 クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

こちらのオーナー様は以前同型マイクのグリルだけをキャンディーレッドの塗装でご依頼頂いたり、sE Electronics V7の塗装をご依頼頂いていたりもします。

既に完成して納品も終わっておりまして、仕上がりも喜んで頂けたようで何よりです。

この度も当店をご利用頂きまして誠に有難うございました!

Mitsubishi Lancer brembo Cnady Red

 三菱ランサーエボリューション純正のブレンボキャリパーです。

 いつもご贔屓頂いている業者様から、「車体色がエボ10純正の赤(レッドメタリックP26)なのですが、これよりも明るい赤ラメで、ブレンボ文字は黒で」とご依頼を頂きました。

 現状はいつものようにクリアー層が剥がれ、文字も消えてしまっています。

 まずは先ほどの状態から、いつものブレーキ屋さんにて洗浄・サンドブラスト処理を行って頂きました。

下地作業をお願いしているブレーキ屋さんについては、以下リンク先の記事が判り易いかと思います。宜しければご参照下さいませ。

ブレーキキャリパーの下地処理

 そして完成です。

下地に粗目のシルバー(STANDOX MIX598)を塗り、その上に透過性の赤を塗ったキャンディーレッドの仕様となります。

 ロゴのサイズは純正と同様、フロントを80mm、リヤを54mmとしています。

ロゴの色は黒となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

 オーバーホールは業者様の方でやられるとの事で、ピストンは外れた状態となります。

 一般的な2コート塗装では、こういった鮮やかな赤メタリックは表現出来ません。

 こちらと同じ色を御希望の場合は「3コートキャンディーレッド」とご指定下さいませ。

この度も当店をご利用頂きまして誠に有難う御座いました!

SHURE SM58 Microphone

先日お預かりしておりましたSHUREのボーカルマイクSM58です。

こちらは納期指定でのご依頼だったので既に完成~発送済みで、各作業内容を紹介させて頂きます。

 マイク本体は#800相当(アシレックスレモン)で空研ぎをし、グリルボールはナイロンブラシとウォッシュコンパウンド(液状研磨剤)を使ってメッシュの奥まで足付け処理を行っています。

 よく脱脂清掃し、まずはベースコートを塗布します。

 色はマツダ「パッションレッド」(カラーコード:22K)で承りました。使われている原色にメタリックアディティブ=フリップコントローラー(メタリックやパールを立たせてギラツキ感を出す作用がある顔料)が入っている為、その副作用として艶消し感が強くなっています。

 そしてクリアーを塗って本塗り完了です。

 クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります。

SM58は本体が二つに分解出来る構造ですが、中に配線が入っていてそれぞれが繋がっているのでそれらは外さず、少しネジを緩めて隙間を空けた状態で塗っています。3コート塗装の場合は色ブレが起きてしまうので、この時はきっちり360度回した状態にして塗っています。

 その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、必要に応じて磨き処理を行い、さらに数日寝かして完成となります。

 Photoshopなどの画像編集ソフトを使うと粗などを簡単に修正が出来て、またコントラストを強調したり彩度を上げたりシャープさ出したりと、塗装をより良く綺麗に見せる事も出来るのですが、それを知っているだけに完成時の画像は撮ったそのまま(サイズのみ縮小)で掲載するようにしています。

ちなみに作業中の画像はどうしても暗くなりがちだったりするので明るさなど修正する事があります(とは言ってもそれも面倒なので殆どしていません)。

 ここまでの完成画像はストロボを使った撮影となります。撮影に使っている機材や方法は社外記の方で出来るだけオープンにしています。

 こちらは自然光での撮影となります。

 自然光での撮影は天気に左右されるので、予め撮影だけ済ませておいて梱包は後日と言う事もあります(早めに梱包してしまうと塗膜にその痕が着いてしまう場合があるので熱を入れてからも数日は寝かしています)。

 画像が実物を超えてしまうという事は出来るだけ避けたいと考えていて、先日ご依頼頂いたオデッセイのミラーウィンカーのオーナー様からは、

「予想を遥かに上回る状態でしたので、とても驚き、思わず声をあげてしまいました。 社外品とは思えない純正のような仕上がりに驚きです。とても満足しています。 実物じゃないと伝わならい透明感と、ムラのない塗装に驚きです。」

とのお言葉も頂戴しました。

この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

SENNHEISER e935 Microphone

 2019年から2020年に掛けて納期指定でご依頼を頂いていたゼンハイザーE935のマイクロフォンです。

 ご依頼内容はかなり複雑で、最終的にこちらのイメージイラストの通りの作業を承りました。

ロゴはエメラルドグリーンをご指定で、また 「グリルとロゴの色味を合わせて欲しい」との事で、まずはデカールでそれらしい色味に印刷した物を用意しました。

 下地にシルバーを敷き、その上にイエローとシアンを重ねて印刷しています。印刷に使用しているのはアルプス社のドライプリンターMD5000です(ご協力頂いた塗装屋さん有難うございました!)。

ALPSのドライプリンターについてはこちらの記事で紹介していますので宜しければご参照くださいませ。

 塗装と同じく下地を透過したキャンディーカラーとなりますので、塗装もこれに倣い同じように行います。

 マイク本体とグリルに下地処理を施し、本塗りを行います。

 グリルは3色に塗り分けで、無用に膜厚はつけたくないので(強度が落ちる為)中央のリング部をマスキングします。

 まずは下色にシルバーを塗ります。STANDOX原色で一番粗いMIX598となります。

 以前作成しておいたキャンディーカラーの色見本を基に色を作成します。

 予め作製した色をシルバーの上に重ねます。画像は印刷したエメラルドグリーンと、塗装したグリーンを見比べているところです。

色の作成についてはこちらのページでも紹介していますので宜しければご参照くださいませ。

 続けてリング下側を塗装します。

 こちらはキャンディーオレンジで承っていますので、以前作成した色見本に倣って塗装を行います。オレンジ:イエロー=1:1を選びました。

 シルバーの上に塗布します。

 マスキングを剥がしました。

 続けて中央のリング部の塗装となります。

 ここからは黒の塗装で、マイク本体(グリップ部)も一緒に塗装します。

今回は「キラキラさせたい」との事ですので、先日導入した新原色のガラスフレーク(PP304)を使う事にしました。

 黒の上にガラスフレークを含有したベースコートクリアーを塗布します。

 十分に乾燥させ、デカールを貼り付けます。

 そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。

 デカールに印刷したグリーンとグリルーに塗ったグリーン、それぞれ近い色味に出来たと思います。

 キャンディーグリーン、キャンディーオレンジ、ブラック+ガラスフレークの組み合わせとなります。

 光に当たるとガラスフレークがキラキラしているのが判ると思います(ただしこの画像だと蛍光灯なのでまだ地味です)。

 その後熱を掛けて塗膜を硬化させ、磨き処理も行って数日寝かしたら完成となります。

 各画像はサイズの縮小以外は未加工・未編集(撮ったそのまま)となります。

 ロゴのデータはオーナー様に入稿して頂きました。

 こちらは自然光で撮影した画像です。

 各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

 クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」となります(別途オプションにて変更可能です)。

 こちらはスポットライト下で撮影した画像です。

ガラスフレークは二種類あり、今回は左側の青い方を使っています。

スポットライトに当たると光に反射したガラスフレークが強く輝きます。

この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

NISSAN BNR32 RB26→RB28

日産スカイラインGT-R用RB26エンジンのアルミ製タイミングベルトカバーです。

凸文字の「RB26」を「RB28」への変更に、また今回は結晶塗装では無く「艶あり黒」の塗装で承りました。

最初の状態は以下のページで詳しく紹介しております。宜しければご参照下さいませ。

→ RB26→RB28凸文字加工&塗装承ってます


 旧塗膜は劣化していたので、溶剤槽に浸け置きして剥がしておきました。

 変更するのは「8」の文字だけで、予め作製してあったデータからマスキングシートを作成し、それを3ミリ厚のアルミ板に貼って切り出します。

 バンドソーで粗切りし、

 ヤスリで形を整えます。

その他の画像は以下のページで詳しく紹介しておりますので宜しければご参照下さいませ。

→ RB26→RB28凸文字加工


 文字を削る前にサンドブラストを行って素地調整を行います。

 シングルサンダー、ベルトサンダーを使って「6」の凸文字を削り落とします。

 アルミ板から切り出した「8」を耐熱性のあるエポキシ背着材(3M オフホワイト)で接着し、硬化させた後にフチの隙間をエポキシプライマーサーフェサーで埋めておきます。

 その後プライマーを塗り、サーフェサーを塗布しました。

→ RB26→RB28タイミングベルトカバー サフェ入れ


 その後熱を掛けて塗膜を硬化させ、サーフェサーを研ぎます。

 タイミングベルトカバー全体にベースコートの黒を塗装後、

 凸部を研磨してアルミ素地を光らせ、

 最後にクリアーを塗布します。

→ RB26→RB28タイミングベルトカバー 本塗り


 そして完成です。

その他の完成画像は以下リンク先からもご確認頂けます。

RB26→RB28タイミングベルトカバー塗装 完成