こちらもお待たせしました!メルセデスベンツ190エンジンヘッドカバーも結晶塗装の赤で完成となります。
最初の状態も紹介しますね。
元々は結晶塗装では無く、半艶黒のような塗装が施されていました。
この型のヘッドカバーはマグネシウム寄りの為か、経年で素地に激しい腐食が発生し、塗装がボロボロになると言うのが定番となっています。
長期保管していると腐食してしまう為か、裏側にも塗装が施されています。これもボロボロと剥がれてくるので、表だけ処理をしてそのままエンジンに着けようとは思わないですよね。
なのでこちらのパーツはいつもお世話になっているブラスト屋さんにて、強力な直圧タイプのサンドブラストで表裏共処理して頂いています。
尚、バッフルプレートも塗装が着いていましたが、そちらは錆は出ていなく、折角の亜鉛メッキが取れるのは忍びなかったので溶剤浸け置きで剥がしておきました。ネジと一緒に同梱しておきましたので、ヘッドカバーの取り付けをお願いする整備屋さんなどにそちらも一緒に組み付けをお願いすると宜しいかと存じます。
オイルキャップが着く当たり面はクリアーは塗らずそのままとなっています。
今回はフィンと文字とがツライチでは無かったので、面研作業は結構大変でした(最初に気づかなかった私もどうかしていたのですが)。
最初に文字の方をある程度の所まで仕上げ、プレートをガムテープでマスキングしてフィンの部分を仕上げています。