大変お待たせしました!メルセデスベンツW124のヘッドカバー、結晶塗装の赤で完成となります。
最初の状態も紹介しますね。
元々は黒に塗装されていて、一見すると腐食も隠れて綺麗に見えるのですが、
塗られている塗装が普通の黒(半艶)だった為、腐食の浸食痕がそのまま見える状態でした。恐らくは腐食を目立たなくする為に色だけ塗られたのだと思われます。
既存の塗膜と腐食はいつものサンドブラスト屋さんにて強力な直圧ブラストで処理をして頂き、
腐食の再発を防止する為に耐蝕性の高い浸透型エポキシプライマーを使用し、
凸状になったフィン部は研磨して光らせた後にクリアーを筆で塗ってあります。
こちらはいつも作業前の状態を撮影する場所(ベランダ)で、実際にご依頼頂いた方だと判ると思うのですが、赤の結晶塗装は画像で見るよりも実物の方が色味が濃くて鮮やかに感じられると思います。
それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!