大変お待たせしました!日産セレナの内装モニターパネル枠部分の塗装、本日完成となります。
最初の状態も紹介しますね。
元々は枠がシルバーの艶消し仕上げ(クリアー塗装無し)の状態だったのですが、
一緒にお預りした着色アルミアルマイト仕上げの色味に似せて、キャンディーレッドの艶消しクリアー仕上げとしました。
艶有りだと彩度・明度・色相共に通常の赤メタリック・パールでは表現出来ないようなキャンディーカラー(レッド)ですが、つや消しにする事でかなりしっとりとした落ち着いた雰囲気の仕上りになっているかと思います。
真ん中の、艶有り黒メタリックに塗装された個所は純正のそのままの状態となります。
一緒にお預りした着色アルマイト仕上げの部品と比べてみました。
画像だと非常にのっぺりとした色なのですが、実物はどちらも金属感があって、通常の塗装では表現できないような質感に仕上がっているかと思います(先日紹介した同色仕上げのマイクの画像の方が判り易いかも知れません)。
塗装もそうですが、手間が掛かったのが見切り部分のマスキングで、幅が2ミリ弱の溝の下の谷ラインでのマスキングとなった為、その幅と形に合わせたマスキングシートを作製して対応しました。