先日お預りしておりましたFCRのキャブレタートップカバーです。少し早いのですが、カブのヘッドカバーを塗るのでこちらも一緒に塗らせて頂きました。
画像だとアルミ表面が鈍く光っていますが、恐らくこれはコンパウンドで多少なり磨かれているのだと思います。何もしないでこうはなりません。
先ほどの状態からリン酸処理を行うと、このようにアルミ表面の艶が消えます。
これによって出来た酸化被膜にも耐食性はありますが、このままだと風化してしまう程非常に薄い被膜なので、
画像だと白っぽくグレーのように見えますが、実際には黒々としていますのでご安心下さいませ。
こちらももう一度次は恒温器で140℃20分程の熱を掛け、その後「CR」の凸文字部を研磨してアルミ素地を光らせ、最後にクリアーを筆で塗ってさらに熱を掛けます。
それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!