キャブレタートップカバー 結晶塗装 完成

 こちらもお待たせしました!先日「CR」の凸文字部分を研磨していたFCRのキャブレタートップカバーは黒の結晶塗装で完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々アルミ無垢状態だった物を、「リン酸処理→プライマー塗装→結晶塗装の黒」といった工程で塗装を行いました。

 「CR」の凸文字部は塗装後に研磨してアルミ素地を光らせ、腐食の進行を遅らせる為にクリアーを筆で塗ってあります。2液ウレタンクリアーなので塗布後には熱を掛けて強制乾燥硬化させています。

 結晶塗装は小さい部品の方が塗り難い所もあり、通常のヘッドカバーを塗る場合よりもスプレーガンの口径は小さくしていたりします(通常は1.3mmで、今回は1.0mm)。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

結晶塗装 凸部研磨作業

 先日赤の結晶塗装で本塗りを終えていたホンダクロスカブの純正ヘッドカバーです。その後140℃20分程の熱を掛け、二度焼きをしておきました。

 凸部の周りをマスキングし、ペーパーを掛けて塗装を剥がし、アルミ素地を光らせます。

 最終番手は#800まで行ってアルミ素地を光らせ、最後に腐食の進行を遅らせる為にクリアーを筆で塗っておきます。クリアーは普通の2液ウレタンです(STANDOXです)。

 こちらは先日一緒に本塗りを行っていたFCRのキャブレタートップカバーです。同じ様に周りをガムテープでマスキングし、凸部を研磨して光らせます。

最後にクリアーを塗ったら、後日60℃40分程の熱を掛けてクリアーを硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

キャブレタートップカバー 結晶塗装 本塗り

 先日お預りしておりましたFCRのキャブレタートップカバーです。少し早いのですが、カブのヘッドカバーを塗るのでこちらも一緒に塗らせて頂きました。

画像だとアルミ表面が鈍く光っていますが、恐らくこれはコンパウンドで多少なり磨かれているのだと思います。何もしないでこうはなりません。

 先ほどの状態からリン酸処理を行うと、このようにアルミ表面の艶が消えます。

これによって出来た酸化被膜にも耐食性はありますが、このままだと風化してしまう程非常に薄い被膜なので、

 さらにプライマーを塗って耐食性を高めます。

 そして黒の結晶塗装を行い、

 140℃程の熱を掛けて本塗り完了です。お待たせしました!

 画像だと白っぽくグレーのように見えますが、実際には黒々としていますのでご安心下さいませ。

こちらももう一度次は恒温器で140℃20分程の熱を掛け、その後「CR」の凸文字部を研磨してアルミ素地を光らせ、最後にクリアーを筆で塗ってさらに熱を掛けます。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

キャブレタートップカバー 結晶塗装承ってます

 先日到着しておりましたFCRキャブレタートップカバーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容は結晶塗装の黒で、塗装後に「CR」の凸文字分を研磨して鏡面状に光らせるよう承っています。

形は違いますが以前施工したキャブレタートップカバーの画像がありますのでそちらも紹介させて頂きますね。

SUZUKI GSX-R1100キャブトップカバー結晶塗装 完成

 

他にも塗った記憶があるのですがちょっと画像が見つからず、代わりに珍しい物を結晶塗装で塗っていたのでそちらも紹介をさせて頂きますね。

Kawasakiのバイクパーツでどれも同じ色に見えますが、メーターパネルのみ黒、ヘッドカバーとクラッチカバーはグレーの結晶塗装となっています。

こちらも結晶塗装の黒ですが、凸部を通常の艶有り塗装にすると言う中々変則的な仕様でした。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!