先日本塗りを終えていたスバルインプレッサのボンネットダクトカバー3点です。最初に外しておいたボルトやクリップを元の位置に戻します。
外した部品は元の位置に戻せるよう、最初に撮影しておいた画像を確認しながら作業を行います。
色はスバル純正色の「ソニックブルーマイカ」(カラーコード:74F )で、
クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様となります。
サフェーサーは塗っておらず、製品の素地にプラスチックプライマーを塗ってそのまま上塗りを行っています。
通常の樹脂部品では余り行いませんが、成型の出来具合と素地の状態が良ければこういう事も可能です。未塗装の樹脂素地バンパーを塗る場合と同じような感じですかね。
先に全部青く塗ってから網の部分を艶消し黒に塗ると言う方法もあるのですが、逆アールをマスキングするのも綺麗に出来そうも無かった為、今回はマスキングシートを型から作って採用しています。
通常は新品部品の状態で白いマスキングシートが予め貼ってあったりするのですが、今回はそうでは無かったので結構これが大変でした。スバル内製工場の方はどうやっているのでしょう?綺麗に出来ているのでしょうか。
和紙タイプのマスキングテープだと塗料が食い付いてしまうので、こういったバツ切りのマスキングには不向きです(ガタガタになります)。
マスキングシートは塗料が密着し難いPP(ポリプロピレン)製なので、マスキング際も比較的シャープに仕上がります(と言う程手放しに簡単に出来る訳ではないのですが・・・)。