アルファロメオエンジンカバー&サージタンク 本塗り

 先日サンドブラスト処理を行っていたアルファロメオ156V6後期型のサージタンクとエンジンカバーです。その後リン酸処理→洗浄→乾燥→マスキングをしておきました。

 まずは全体にプライマーを塗布します。

 フライス加工されて光っていた部分はマスキングで残す場合もありますが、今回は全体的に腐食が酷くサンドブラストを行っているので、全体を塗装するようにしています。

今回は結晶塗装の黒だけを、業者様の御依頼分も含めて全部で6個を同時に塗っています。

 縦横斜めに全体が均一になるようウェットに塗り込みます。

 裏側の塗り難い部分はひっくり返して先に塗っています。

 鋳造された金属で、さらに腐食で浸食された素地に直接上塗りを行うと、全く綺麗な仕上りにはなりませんが、

 その後熱を入れると結晶目が現れ、あれだけ悪かった素地の状態を目立たなくしてくれます。

 凸部は最後に研磨して光らせ、クリアーを筆で塗って腐食の進行を遅らせるようにします。

このままだとのぺっとしていますが、文字部分とフィンを削って金属を光らせると凄く良い感じになると思います。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!