こちらも先日下準備をしておいたトラック用の大型ウッドステアリングです。
長さ30センチくらいの全ネジを、ボルトで挟むようにしっかりステアリングスポークに固定し、台に据え付けた筒に挿して回るようにしています。
スモークだけだと青味が消せなかったので、オレンジキャンディーも混ぜて色味を調整しています。
左が見本としてお預りしたシフトノブで、これと似たような感じになるよう透過性の塗装(キャンディーカラー)を塗り重ねて調整しました。
ステアリングは抜き替える事で裏表を逆に出来るようになっています。裏側も同じようにベースコートを塗り重ねます。
そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!
フチは隙間が無いバツ切りなので、二回目のクリアーを塗り終えたら直ぐに剥がしてクリアーが馴染むようにします。
塗る順番としては「表→裏→裏」で、「70%→90%→80%」みたいな塗り方にしています(100%だと激しく垂れるリスクがあるので、多少安全マージンをとっています)。
木目の柄自体は変えられませんが、これで他の内装との一体感は格段に上がるのでは、と思う次第です。
こちらもこの後一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛け、必要に応じて磨き処理を行い、さらに数日寝かしておきます。
それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!