ウッドステアリング塗装 完成

 こちらもお待たせしました!先日本塗りを終えていたトラック用の大径ウッドステアリングの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々は黄土色っぽい色だったステアリングですが、

これをシフトノブの上面の色味に近づけるようご依頼を頂きました。

 スモークだけではその色味が出なかったので、

 キャンディーカラーのオレンジも混ぜて塗装しています。

 クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様となります。

 各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

 塗装面積は少ないのですが、この形状で透過性の塗装となると結構面倒ですので、同じ透過性塗装でも一般的なテールランプより単価は高くなります。

テールランプと同様、塗り肌を極力残さないような塗り方にしています。

裏側です。

 最初の画像だとシフトノブが明るく見えたので、一応並べて撮影もしておきました。

木目自体が違うので(明暗の面積比が違う為)、全く同じと言う訳にはいきませんが、同じような風合いになっているかと思います。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

ウッドステアリング 本塗り

 こちらも先日下準備をしておいたトラック用の大型ウッドステアリングです。

 長さ30センチくらいの全ネジを、ボルトで挟むようにしっかりステアリングスポークに固定し、台に据え付けた筒に挿して回るようにしています。

 スモークだけだと青味が消せなかったので、オレンジキャンディーも混ぜて色味を調整しています。

 左が見本としてお預りしたシフトノブで、これと似たような感じになるよう透過性の塗装(キャンディーカラー)を塗り重ねて調整しました。

 ステアリングは抜き替える事で裏表を逆に出来るようになっています。裏側も同じようにベースコートを塗り重ねます。

 そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

 フチは隙間が無いバツ切りなので、二回目のクリアーを塗り終えたら直ぐに剥がしてクリアーが馴染むようにします。

 塗る順番としては「表→裏→裏」で、「70%→90%→80%」みたいな塗り方にしています(100%だと激しく垂れるリスクがあるので、多少安全マージンをとっています)。

 木目の柄自体は変えられませんが、これで他の内装との一体感は格段に上がるのでは、と思う次第です。

こちらもこの後一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛け、必要に応じて磨き処理を行い、さらに数日寝かしておきます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ウッドステアリング塗装承ってます

 先日到着しておりましたウッドステアリングです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容としては、一緒にお預りしたシフトノブ天面の色味を参考に、スモーク塗装でステアリングの色味を濃く(暗く)と承っております。またクリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」への変更でご指定頂きました。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!