先日結晶塗装を終えていたBMWインテークマニホールドです。その後恒温器(乾燥炉)で二度焼きを行っておきました。
まずはロゴの上下にあるフィン部分を研磨します。#120から始めて最終#800で研いで光らせています。
中央の格子部分が中心からズレていて、しかも斜めになっているのが判ると思います(これに後で悩みました)。
まずはALPIN WEISSⅢ(カラーコード:300)を塗布します。
ブルーは以前作成した塗料が残っていたのでそちらを使います。BMW(STANDOX)オフィシャルの配合データから作っています。
使用しているスプレーガンはSATAのエアーブラシで、奥が口径0.5mm、手前が0.3mmです。ニードルとキャップを交換する事で口径が変えられます。
配置を間違えたら大ごとですので、こういった事もチェックしながら作業しています。
凸の段差が浅いので、塗装した箇所を傷付けないようマスキングテープを貼ります。ちなみにガムテープでは厚みがあり過ぎて使えません。
予め最初の段階で粗研ぎをしておいたので、凸部の頂点に着いた塗装を削り落とす程度でOKです。
水色の塗り分けはフィン状の凸部を無視して垂直にしたのですが、こうやってみるとどうも曲がって見えてしまう為、この後塗りなおす事となりました。現在は画像より自然な感じになっていますのでどうぞご安心くださいませ(完成画像でご案内いたします)。
この後はアルミ素地が露出した凸部にクリアーを筆塗りし、さらに熱を掛けて数日寝かしたら完成となります。どうぞもう少々お待ちくださいませ!