BMWパニアケース蓋 本塗り

先日艶消し黒で本塗りを行っていたBMW R1250RT用パニアケースの薄型リッド(蓋)です。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、数日間寝かしておきました。

今回はプレスラインより上をアルピンホワイトで塗装する為、そこから下の残す部分をマスキングします。

塗料が裏から周り混んで侵入しないよう、きっちり隙間を埋めます。また念のため二重にしておきます。

#800相当のトレカット(コシのある空研ぎ用研磨フィルム)で肌の凸凹を均し、その後アシレックスで足付け処理を行います。

マスキングラインのテープを剥がし、脱脂清掃を行い、

元々貼ってあった位置から少しだけ(髪の毛一本分くらい)内側にずらした箇所に貼り直します。これはテープの際はペーパーが入り難いので足付け不良になるのを防ぐ為です。また見切りのラインが綺麗になるようラインテープ(ポリプロピレン製)を使います。

少し浮かした状態になるよう台にセットし、

 脱脂清掃をして本塗り開始です。

ベースコートを塗装し、二回目のクリアーが塗り終わったら直ぐに見切りのラインテープを剥がします。

クリアーが流動している状態でマスキングテープを剥がし、見切り部分の段差が緩やかになるようにしています。

 クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!