先日お預かりしておりましたロータスヘッドカバーです。元々サンドブラストが行われた状態で、それを溶剤で脱脂清掃後、リン酸処理を行っています。
製品としては古い物らしく、鋳造時に出来た素地の粗や巣穴が結構多かったので、艶のある状態だとそれらがかなり目立ちますが、
その後熱を入れて結晶目が現れると、粗がかなり目立たなくなるのが判ると思います。
この時点では赤外線ヒーターを使って140℃~170℃くらいの熱を30分程掛けています。
この後は一晩置き、後日恒温機(乾燥炉)に入れて120℃30分程の熱を掛けます。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!