先日到着しておりましたメルセデスベンツW124 M103エンジンのヘッドカバーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!
塗装が盛り上がった箇所は、素地のマグネシウム合金自体が膨れている状態で、通常のサンドブラスト(吸い上げ式)だと表層しか削れませんから、この場合はブラスト専門店にて強力な直圧ブラストにて根こそぎ削り落して貰います。またその後は耐蝕性の高い浸透型エポキシプライマーを使っての重防錆仕様とします。
マグネシウム合金のヘッドカバーは裏側にも塗装が施されていて、これが経験劣化と共に剥がれて来ていますから、こちらも一緒にブラストを行い、同じ様にエポキシプライマーを塗っておきます。
ご依頼内容は黒の結晶塗装で、フィンの部分は削らず、塗装したそのままの仕様で承っております。
色は違いますが以前施工した事例が同じような内容ですのでそちらを紹介します。
下地処理から最後の仕上げまで、色以外はこの時と同じ内容となります。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!