プッシュフォンのボタン

kurodenwa8 現在進行中のプッシュフォン公衆電話Ver.は、本体の方はほぼ出来上がって来ていて、あと塗るのを残すのは「ボタン」の部分となります。画像は先日紹介したものですが解かり易いようにもう一度紹介しますね。右奥にあるのがそのボタンです。

denwaイメージしているのは旧型の公衆電話で、シルバー色のボタンに黒く数字がプリントされています。

pushphone6 プッシュフォンのボタンにある数字はプリントかと思いきや、これも実は二種類の色の樹脂を組み合わせて作られています。使用していて表面が磨耗して数字が見えなくなってしまったりしないように工夫されている訳ですね。これが作られた時代になんて凄い技術を使っているんだって驚かされます。近年は身近にも使い捨て的な物が溢れて来ていますからこういったものを見習わないと・・・ですかね。

ただしそのせいで表面は若干凸凹になっていますから、これの対応として一旦クリアーを塗って表面を平滑にしておきます。本来はサフェーサーを使うべきですがこの辺はちょっと手間を割いていきます。

pushphone7クリアーが完全硬化したら表面を軽く研いでそれらしいシルバーを塗ります。これによりボタンの数字と記号は完全に消えてしまいますから新たに入れなおします。

dell_1ボタンに入れる数字は塗装では無く「デカール」で行います。画像は以前エヴァ仕様の黒電話のデカールを作成している所で、今回のデカールもこの時一緒に作っています。

pushphone8 画像はまさにデカールを貼り付けている最中です。「7」の数字のところで、ちょっと水色っぽい台紙から、「7」が印刷されたクリアーなシートがズレているのが解かると思います。

デカールの良い所は「シールよりも遥かに薄いこと「、「多少の凸凹でも馴染むこと」ですかね。モデラーの方々からすると今更だと思いますが私的にはこのデカール作りが楽しくて仕方ありません。

pushphone9と言う訳で各ボタンに数字と記号のデカール貼り付けが完了しました。

このままだと耐久性が悪いので後日この上にクリアーを塗ります。クリアーの艶具合は本物の公衆電話の質感に近づける為「半艶」か「艶消し」を予定しています。

kurodenwa4こちらは先日デカール貼りを終えていたエヴァ仕様の黒電話のダイヤルベース部分です。ちょっとクド過ぎましたかね・・・。まあ一旦全部組み付けてから色々修整したいと思います。

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