世の中にはこんなに楽しい事が

jojo7 先日使ったシリコーンが超長期在庫品で使い物にならなかったので今回新たに用意しまいた。同じく型取り用のシリコーン樹脂です。開けてこれも固体だったら私のやり方が間違っていたと言うことですね(さすがにそんな筈は無いと思いますが)。

jojo8 そして早速使ってみました。当たり前ですが今回のシリコーンはちゃんとした液体でして、流動性もかなり良いですから細部までしっかりと流れ込んでくれました。ちなみに真空脱泡器は無いのでこの時点で軽くエアーブローして気泡を取り除いておきます(とネットでやり方が紹介されていました)。

jojo9 そしてこんな感じになみなみ注ぎます。ちなみに作ったシリコーンがちょっと足りなかったようでして、足りない分は先日失敗したシリコーン型をハサミでカットしてそれを沈めてかさを増す事にしました。

そして翌日・・・

jojo10 シリコーンは無事固まってくれましたので早速紙コップから外してみました。緑色の物は石仮面の裏側に充填した油粘土で、もうこの時点で失神寸前です(興奮し過ぎてです)。

jojo11 粘土の周りをカッターでカットし無事マスターの石仮面も綺麗に取り外せました。うーん、これはもうヤバイですよ・・・!

ちなみに今回は片面だけの複製なので作業は非常に簡単で、特に何かの技術なども必要ありませんからこれなら誰でも出来ると思います。近くにシリコーン樹脂を置いているお店が無くてもamazonで頼めば直ぐにやって来ますしね(これが本当に助かります)。

jojo12そして早速複製を作成する事にしました。と言うかもう我慢出来ませんでして・・・(ちなみに就業時間外ですので仕事を放棄してやっていると言う訳ではありません)。

型には離型剤を筆で塗り、仕事で余ったクリアーがあったのでそれを流し込みます。ちなみにクリアーは作ってから結構時間が経ってしまったので容器の中のフチではクリアーが「チヂレ」を起しています。この時期は硬化が早いですからよく見る光景ですね。2時間もすると使い物になりません。

このクリアーで無事に上手くいったら次はポリエステル樹脂で硬い仮面を作り、さらにその後はセメントを流し込んで当初よりの目的だったコンクリート製の石仮面!(ズッシリ)を作りたいと思います。そして次はいよいよオリジナルのマスター作りですか・・・!(憧)。

ちなみにオリジナルのマスター型は一から樹脂粘土などで作成しても良いのですが、今風ならば3Dデータを作って業者さんに3Dプリンターで作成して貰うなんてスマートな方法もあります。またデータ自体3Dスキャンで取り込んでしまうなんて事も可能ですから、それを縮小してキーホルダーサイズのフェラーリのヘッドカバーを複製する、なんて事も可能だと思います。さらには使う樹脂を耐熱性のあるエポキシ系にして、出来上がったそれに結晶塗装を施しまさにミニチュアの結晶塗装済みヘッドカバー!なんて事も可能なのです。ただそのサイズに合った結晶目を出せるかどうかと言うと多分難しい気がしますが・・・(物理的に無理です)。

と、妄想はこの辺にしまして(笑)、まずは廃クリアーで複製品が出来ればと思います。上手くいけば良いですね・・・。

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