前回作成した凸文字では「a」の部分に巣が出来てしまったので、今回はそれのリベンジとなります。
今回の肝はここの湯道で、前回空気溜まりが出来てしまった箇所にこれを設けて、金属の流れをスムーズにさせようという作戦です。
カットした板を組み合わせるとこんな感じで、「a」の中心に立っている柱の下側にある湯道を溶けた金属が通るようになっています。本当は柱の所に穴を開けた方が良いのかも知れませんが、そうなると残ったランナーみたいなのを後で削らなければならないのが嫌だったんですよね。この方式ならフライス加工で一緒に削れるので手間が掛からないと思ったのです。
前回作った失敗作も再利用します。そろそろ材料が無くなりそうなので先ほど2キロ追加しておきました。それにしても1キロあった材料はどこに行ったんだか…。
金属が冷え、板を剥がしてみると・・・
実際は先ほどの裏側なのですが、まあイメージ的にこんな感じです。最初にあった1キロの内の消えた部分はこれになった訳ですね(苦)。
バリを削るとこんな感じです。うーん、良いじゃないですか・・・(惚)。
型から抜いてヘッドカバーに乗せてみました。あとはエポキシ接着剤で固定するだけなのですが・・・
貼る部分は湾曲しているので、今度はこの面に合うように削ります。
その後はリン酸処理を行い、接着したらいよいよ本塗りですが、他の案件と一緒に行いたいのでもう少し先になるかもです。この後の作業はいつもの塗装の仕事と言う事で日記での紹介になると思います。どうぞもう少々お待ちくださいませ!
おお〜,ついにこの日が来ましたねぇ(喜)
完成状態のアップも楽しみにしております。
ワクワク・・・
当初予定していたNDロードスターでは無いですが非常に良い機会に恵まれました。
あと5年もすればNDのヘッドカバーも腐食が始まっていると思うので、その頃にフィーバーするかも知れません。ワクワク(笑)