色色色見本

 タイトルがゲシュタルト崩壊しているみたいですが、実際のところ塗装した物が色々と溜まっていたので少し整理をする事にしました。

画像はいつものようにプレートに貼って色見本を作製しているところで、奥のは半艶黒と艶消し黒、手前は白の上にブルーパールとバイオレットパールを塗った物です。こちらは先日マイクに塗装した色ですね。

 土台部分に使っているプレートは大量に購入した5.5mm厚のMDF板をレーザーで切り抜いている物で、フックで壁に引っ掛ける場合と、スチール製のドアなどに磁石で貼付けるどちらにも対応出来るようにしています。

磁石は当初100円ショップで買っていましたが、大量に使うならネットでまとめて買った方が断然安く、ただ中には欠けていたり少し小さい物があるので、そういった物は塗装ブースの壁に貼っているビニールの浮き止めなどとして使っています。

壁にフックで引っかける色見本はこんな感じで、もう場所が無いので取り敢えずはこれで一段落としていますが、時間(じゃなくてスペース!)が出来ればグレーを作りたいと思っています。一口にグレーと言っても赤味・青味・黄味で全然印象が違って見えて、これがあると結構助かると思うんですよね。

 磁石で貼り付けるタイプの色見本は、工場の二階に入った直ぐにあるスチール製のドアに貼り付けています。主に一階の現場で使う場合が多い物で、その辺の柱や壁にくっつけて配合データを見ながら色を作れるのでとても便利です。

 他にも以前塗装した物が棚の奥に眠っていたので壁に飾ってみました。受話器の部分はそのままでは落ちてしまうので、スピーカーの穴の所に番線を通して裏に回し、強引に固定すると言う方法で。

こちらは少し前に塗装したMIDIキーボードで、光に当たるこの場所なら色変化の大きいクロマフレア風顔料も判り易いかと思い、工場二階の入口の真上に引っ掛けるようにしました。配置的にはもうちょっと上にしたかったのですが、実際に持って、また場所を移動して色の変化を確認出来るよう、簡単に取り外しが出来る高さにしています。

こちらは先日施工したマイクのラップ塗装を行った時に一緒に塗っていた色板で、どちらも本塗りの練習用としての物なので表現が良くありませんが、こういった物も後々役に立つかと思い、一応最後まで仕上げています。

 

塗装も長くやっていればある程度の経験は積めますが、年齢と共に落ちていく物もあるので、こういった物を残して少しでも長く塗装の仕事を続けていければ、と思っています。

あ、でも先日電話を頂いた元上司(所謂親方)はもう70歳になるとの事で、その後独立して今でも現場作業をされているとの事を聞いて何だか安心しました(笑)。

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