第23回岡本太郎現代芸術賞展行き②

 先日の続きで、現在開催中の企画展「第23回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)」行ってきた時の紹介となります。

いつもは入り口左にボードを立ててそこにポスターを貼っていただけでしたが、今回は入口に垂れ幕が掛かっていました。この方が特別室っぽくて良い感じで、新たに予算が許されたのでしょうか(笑)。

部屋に入って一番に目に入るのがこの中央のガラス張りになっているところで、ここには佐藤圭一氏の作品「おねすと / honest」が展示されていました。

この苦悶の表情にはちょっと引いてしまいますが・・・、

 後ろの彼(または彼女)の表情に救われました(笑)。

それにしてもこのサイズでこういった人の表情の作るのは想像以上に難しい気がして、制作過程とかを見てみたいですね。

こちらは笹田晋平氏の作品、「Jericho’s raft and fifteen guardians ジェリコーの筏と15人の守護者」です。

遠目から見るとドラクロワみたいに見えたのですが、

描かれているのはアイドルのような女の子達が!

こちらはジェリコーの「メデューズ豪の筏」がモチーフになっているようで、すごく綺麗に描かれているのが印象的でした。

 絵の周りにはファンと一緒にチェキで撮った写真が貼ってあったり、床にはアイドルが着ていた(?)衣装が積み重なっていました。置いてあった紙にはこれについての説明が書いてあったのですが、うっかり失念してしまいまして・・・(確か船に乗っていた人と同じ数だったような気が・・・)。

 そしてこちらが今回の岡本太郎賞、野々上聡人氏の作品「ラブレター / LOVE LETTER」です。

 全体的なイメージはおどろおどろしいので、こういうのが苦手な方も多いと思いますが(私も余り得意な方では・・・)、

 とにかく圧倒されます。

ちなみに怖いながらも裏に周った時に見つけたこちらの彫刻が、「この傷はもしやカカシ先生!」とかを思ってしまい心の中で噴いていました(笑)。

こちらは浅川正樹氏の作品「1960年,1961年,1962年,1963年,1964年,1965年の圧縮された記憶の蘇生」で、先ほどまでのドロドロした感じから一転、アメリカンポップアートっぽい華やかさにちょっと安心しました(この部屋は全体的に暗いので。笑)。

まだ他にも画像があるので、後日改めて紹介したいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Optionally add an image (JPEG only)