15cm色相環壁時計 梱包

先日専用スタンドの紹介をした小さな15cmの壁時計ですが、今までの物と同様、針が剥き出しの構造となっているので、

それを干渉させないよう、これまでの物では発泡スチロール板をレーザーでカットして梱包材を作成し、

このような状態で箱に納めていたのですが、これは地味に大変!と言う事で、

ネットで色々探し、丁度良いサイズの透明なプラスチックケースを見つけました!

上下分割のお弁当箱式になっているので、開封時に針に当たったりするリスクも少ないです。

時計本体は土台に固定してあるので、中で時計が動いて針がケースに接触する事はありません。

また知り合いの塗装屋さん(GUNさん)が溶剤プリンターでシールを作ってくれるとの事で、注意書き等の文言についてはそちらに印刷して貼り付けるようにしました。まるで普通にお店に売っている商品のよう!

表側にはPRO_Fitのロゴも貼りました。いやはや感慨深いです。

ただ私的には塗装はその色味と質感を直接感じて欲しいという事で、飾る場合はケースから取り出した状態にして頂ければと思っています。まあどの道電池を入れる為にケースから出す必要があるのですが(笑)。

形状だけなら着色樹脂とか射出成型とかで比較的簡単に量産&安価な物を作れますが、自動車補修で使われる高機能塗装ではその質感自体が特別な物なので、塗装の事が判らない方でもその辺にある既製品とは全然違うというのを感じられるかと思います。

ちなみに今回作った15cm壁時計も決して安い物では無いのですが、それでも作れば作る程に経営は危うくなってしまうので、なんとかこれを仕事場以外での時間と場所=自宅で出来ればと思い、現在色々と模索中です。

塗装自体は自宅では出来ませんが(出来ない事は無いですがさすがに帰ってまではいいかなぁ、と)、出来上がったパーツを自宅に持って帰り、組付け・梱包・撮影が出来るようになれば、デザフェスのような催しに定期的に出店も出来るようになるのでは!と思っています。色相環キーホルダーも御希望が多く、また他のバージョンも色々考えているのでもっと作りたい気持ちはあるんですよね。

ちなみに今までの壁時計では塗装したピースの裏側は何もしないでそのままだったので、塗料ミストや下色、ソルベントクラックの跡がそのまま見えていた状態だったのですが、

市販の千代紙などに両面テープを貼り、

レーザーでカットして貼り付け、粗を隠す事が出来るようにしました。

どうせ見えない部分なのでそのままでも良いかと思っていましたが、結局ずっと気になっていたので、これでようやくスッキリしました!

金額としてはこちらのプレーンな状態=背板がアクエリアスブルー(左)か白(右)を基本価格に設定し、

別途オプションとして背板を結晶塗装にした物や、

ウォールナット突板仕上げにした物、

またムーブメントをより精密なセイコー製SKPに交換するなど出来るようにしています。なので結局は半オーダーメイド的な感じですかね。針も白か黒で選べるようにしています。

初回の販売は直ぐに売り切れてしまったのですが、塗装した素材自体はまだあるので、今後量産して順次お受付出来るようにしようと思います。キーホルダーと交互にやっていきたいですね。

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