仕事とは少々離れてしまっていますが、今までやってみたくても出来なかった事が結構あったので、少しずつですが色々試していたりします。
と言う事では無くて(笑)、いや実際に床は塗ったのですが、昨日アップしようと思っていたらサーバーが緊急メンテナンスと言う事で、しかし折角撮影しておいたので割り込まさせて頂きました。
と言う事で本題(?)なのですが、いつかこういった物を試してみたいという事でドライフラワーとかガラス片とかをちょこちょこと買い集めていて、今回はこれをいつもの色見本用シリコーン型を使って樹脂で固めてみる事にしました。
一応真空脱泡も試みたのですが、別件で一緒に作っていた樹脂(と混ぜ物)の溢れ方が半端無く、結局殆ど気泡を抜けませんでした・・・。そちらはまた進行次第紹介したいと思います。
右の方の黒いのに関してはまだ検証中でして、今回試作したのは左の二つです。
離型剤を落とし、クリアーを塗る事にしました。
こちらはドライフラワーを入れた物です。一応寒色系と暖色で別けてみました。
試してみたかったのは中に入れた物の動きでして、やはりと言うか上下逆向きに注型していると比重の重い(?)ガラス片は底に沈んでしまい、出来上がってみると上の方に溜まってしまっています。一度の施工で真ん中の方に留めるのは難しい感じですかね。
ドライフラワーの方はと言うと、3個入れたうちの一つは下を向いてしまい、やはり楽をして一回で終わらせようとするのは少々難しいようです。
と言う事ですが実は既に上下を二段に別ける方法を試していて、果たして注型用のエポキシレジンでもウェットオンウェットが通用するのか(継ぎ目は出ないのか)なども検証中です。さらにドライフラワーも300個追加していて(笑)、今度はそちらの染色にもチェンジしてみるつもりです。段々脱線していっている気がしないでもないのですが、まあたまには息抜きも必要でして。
と言う事で、後日ヒートンを取り付けてキーホルダー化してみようと思います(シフトノブには使いません。笑)。
水中花、といえばやっぱりシフトノブですよね…(笑)
もう実証開始されていると思いますが、クリアレジンの積層は大丈夫です。
有名ですがこちらが↓参考になるかもしれません。
⇒https://vimeo.com/32967940
(深堀隆介さんという造形作家さんです)
私も以前にやったことがありますが、途中で型を持ったりすると微妙なズレができることがあるようで、表面に極微妙なパーティングラインが出る事がありました。
(軽く撫でれば消える程度ですが)
Wet on Wetより硬化後のほうが確実かと思いますが、実証の結果を参考にさせていただければと思います!
昭和の生まれだとどうしても水中花=シフトノブと言う発想になりがちです。と言うか水中花と言う言葉自体が死語な気が(笑)。
樹脂を二回に分けるのは、見た目は完全に固まっているので一般的には普通に積層と言う感じだと思います。
塗装の定義だと、固まった塗膜(樹脂)に何かを重ねる場合はかならず足付け処理をするのが必須なので、それ以外の場合は全てウェットオウンウェットと言う感じですかね。熱も入れていない状態で、且つ縮れが起きないと言うのも前提です。
ただエポキシ(ビスフェノールA)であれば接着力が強い特性があるので、恐らく熱を入れて完全硬化した状態でもくっ付くので余り気にしなくても大丈夫だと思います。自動車板金塗装の作業ではどんな状況でも足付け処理無しに何かを付ける(塗る)と言うのはタブーでもあるので、その辺はちょっとややこしいですかね(またメーカーによって24時間以内なら熱を入れていても足付け無しで塗り重ねても大丈夫とか、さらにややこしくなるのですが)。
2層重ねの方はかなりうまくいってそうで、クリアーを塗るのが楽しみでなりません。
ただ新たに購入したドライフラワーは自然の物なので彩度が少々物足りなく、だったらと言う事でダイロンを使って水溶性の染を試してみようと思った次第です。もしかしたらハウスオブカラーでも大丈夫っぽい気がしないでもないのですが(笑)。
何にしても色々実際に試して形になる作業は楽しいです!
あ、金魚の立体絵を描く造形作家さんの紹介も有難うございます!最初に見た時、あの量のエポキシを使うのはリッチだなぁ~と思ったものです(笑)