スバルエンブレム(裏黒表青/枠艶あり黒)本塗り

先日メッキ枠の本塗りを行っておいたスバルアセント(アウトバック)用純正エンブレムです。裏側は青い被膜を削り落とし、新たに黒を塗装しておきました。アクリルプレートの表面は既に下塗りのクリアーが塗ってあるので、この時点でプラスチックプライマーは必要ありませんから、脱脂処理をしたらそのまま上塗りを行います。

ベースコートに透過性の青=ブルーキャンディーを塗布します。

青はいつものハウスオブカラーのKK-13 BURPLEで、STANDOXのベースコート樹脂(MIX599)にこれを10%程添加して使っています。「他社の塗料を混ぜても大丈夫なの?」と思うかも知れませんが、塗料は「樹脂」「顔料」「溶剤」「添加剤」で構成されていて、今回は「顔料」の部分だけを入れ替えている感じなので問題はありません。ちなみに同社UKシリーズは樹脂が入ってしまっているので、これをSTANDOXの塗料(樹脂)に混ぜるのはNGです。例えていうと、カルピスは「原液」と「水」を混ぜる事でカルピスウォーターになりますが、水の替わりに炭酸水を使うとカルピスソーダになる、といった感じでしょうか。

4コート程塗って目指した青味が出たら、

クリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

光を反射してコントラストが強いメッキの上に透過性塗料を重ねると、シルバーメタリックでは表現しきれないような透明感のある綺麗な色味になるのですが、当店ではメッキに直接上塗りはしませんので(密着しない為)、今回のようにアクリル樹脂等で封入されたような製品にしか出来ないのが少し残念な所でもあります。

ちなみにこれを応用して作ったのが先日デザフェスで販売した物で、

これもスバルのエンブレムと同じ様にアクリル樹脂とメッキ(状)が組み合わさった物に、透過性の塗装を施しています。今回の青は8時の部分に該当する色ですね。今増産しているので、ある程度の数が出来上がったらウェブショップで販売する予定です。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!