LOOK カーボンフォーク&小物部品 本塗り

look25 カーボンフォークもフレームのデザインと合わせて内側を水色に塗ります。その後マスキングを全て剥がして全体にクリアーをコートします。

look26 なんて事は無い塗り分けに見えますが、線が歪んでいたり曲線が不自然にならないようにラインを決めるのにはかなりの時間が掛かっています。

look27 ステムのシルバー部分をやはりボディと合わせてブルーに変更します。黒い地が出ている箇所は傷があった部分で、元々は全体的に艶消しな部品です。こちらは元のラインに沿ってマスキングするだけなのでラインテープを使えばそんなに手間では無いです。

look28 水色を塗装後、全体にクリアーを塗って艶のある仕様に変更です。ロゴは元々プリントされた物です。全然イメージ変わりますよね。

look29 クランクは色は塗らずにクリアーだけを塗った仕様です。シルバーにプリントされた箇所はペーパーが掛かると傷が残るのでここは避けての足付け処理で、ただし補助として密着剤を使用しています。塗装では「単に塗るだけ」と言う作業は存在しなく、必ず足付け処理と脱脂処理はセットで付いてきます。それをやらないと・・・ですね。

look30シートポストの上部のカーボン部分もクランクと同じくクリアーのみ塗っています。ただしシートの固定具がスライドする部分はマスキングしてクリアーは塗っていません。恐らくはここにクリアーを塗ってもガリガリと剥がれてしまい汚く見えてしまいますので。

この自転車フレームは元々は全体がマット(艶消し)な状態だったようですが(実はうちに来る前に他のショップで作業されていたようですが色々あって途中からやって来ました)、今回の塗装で艶有りの仕様になっただけでもかなりイメージは変わりましたよね。

ちなみに元々の姿と思われる画像は以下リンク先にありますので宜しければどうぞ。

輝かしき四半世紀の結晶体~LOOK 695 25th Anniversary

それでは全て完成しましたらまた改めて紹介しますね。もう少々お待ち下さいませ!