インプレッサテールランプ塗装 完成

impniigata4 そして大変お待たせしました!新潟からご依頼頂いておりましたインプレッサのテールランプはほぼ完成となります。明日の夕方以降で発送可能です。

仕様としては、元々クリアーレンズだった物にレッドキャンディーを塗装し、最後に全体的に薄くスモークを掛けています。このスモークは「おまけスモーク」ですので濃度の指定は出来ませんが(極薄目~薄目の間です)、レッドキャンディー塗装にプラス¥8,000で対応可能ですので結構お得だと思います。クリアーは耐UV効果の高い「クリスタルクリアー」に変更となっています。通常の塗装に比べて褪色し易い透過性塗装(レッドキャンディー)へはこれが標準仕様とさせて頂いております。

impniigata5 先ほど紹介した「磨き」の作業についてですが、こちらのインプレッサーのテールランプは「お任せコース」でのお受付となっておりますのでやはり磨き処理はしません。ただ画像を見ていただいても解かるように「これのどこに磨きが必要なのか」と思われるくらいにはなっていると思いますので御安心下さい。

ただしこれが標準コースならやはり4個とも全部を磨く(必要があると考える)箇所はあります。やり始めると終わりが無いというのはこう言うことでして、どのレベルまでやる必要があるのかの線引きは非常に難しいのです。やりたいだけやったら費用はどんどん上がってしまいますからね・・・。

ただしあまりに大きいブツがある場合には流石にそのままという事はありません。今回もこの内の一箇所だけはブツが大きかったので磨き処理をしています。肌などは勿論そのままです。

impniigata6「塗膜は厚い方が良い」と言うのは迷信?で、塗り過ぎると肌は変になりますし艶引けも起こります。塗膜の強度も落ちてむしろ剥がれ易かったりします。

私的な見解では「如何に薄く早く肌を作るか」が一番綺麗な状態で仕上がると思っていて、無用に厚く塗った膜厚は塗装した直後は綺麗でも、強制乾燥させて完全硬化した時点で艶が引けているなんて事が良く見られますので。磨きでフォローすると言うのも勿論アリですが、塗装屋さんなら解かると思いますが一旦艶引けした塗膜は磨いた後数日経ってからまた引けますよね。その原因がベースコートだと二度焼きしても全く意味が無いですし・・・。

まあこの辺は使用する塗料材料によるところもあるのですが、良い材料を使っていて仕上がりが悪ければ言い訳も出来ませんから厳しいところです(苦笑)。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!