CANNONDALE F400 下準備

cannondale6 溶剤層に浸け置きしておいたアルミフレームです。途中出してはスクレーパーで擦ってまた浸け置きしてを繰り返して殆どの旧塗膜は取れました。

この後全体にダブルアクションサンダー#120でアルミ素地表面を研磨し、細部についてはサンドブラストで処理する事になります。

cannondale7 ブラストボックスの中です。蓋を閉めたらガラス越しにフレームを見ながら作業をしていきます。

cannondale8 プライマーを塗る前に撮影をしておくのを忘れてしまったようです。失礼しました・・・。

フォークは先週塗っておいたサフェーサーを研磨してあります。フレームはサフェーサーは塗らず、表面を軽く研磨したらそのまま本塗りとなります。

cannondale9 そして続けて色も作成しておきます。

今回はグレーをベースに「cannondale」の大きなロゴを赤でダウンチューブの下に入れます。どうせなので以前紹介したイメージイラスト紹介しておきますね。

cannondalef400イラストと実際の色では色味が違いますが、本来の色は下の色見本帳の方になりますのでイラストの色は余り気にしないで下さい。

cannondale10白い棒が指している色が今回オーナー様が選ばれた色です。使った色としては4色で、

・白・・・60%

・黒・・・20%

・オーカー・・・15%

・ブラウン5%

といった感じですかね。使っている原色は白系では基本的な構成で、STANDOXではMIX570・571・574・567ですが、DUPONTで言うとAM1・5・81・84といった所でしょうか。これにグリーンまたは青をで白系の調色はほぼカバー出来ます。時々レモンイエロー系も使っていたりしますかね。ちなみに白の調色は一番簡単そうで実は一番難しいです(私的見解ですが実際そう思ってます)。

それではタイミングが来ましたら本塗りに入りたいと思います。ただこちらはちょっと後ですかね。先に色々やる事が詰まっておりまして・・・。どうぞもう少々お待ち下さいませ!