インプレッサテールランプ(from福島)塗装 完成

grb5 大変お待たせしました!テールランプ関係の塗装は全て完成しておりますので御安心下さい。川崎の工場では最後になりますかね。順次紹介していきますのでどうぞ宜しくお願い致します(今日中に全て紹介出来ないかも知れません・・・)。

こちらは定番のインプレッサテールランプですが、今回はレッドキャンディーに比較的濃い目(極薄目と薄めの中間)のスモークを掛けた仕様となります。いつもと比べると結構黒味が強いのが判ると思います。

grb6 余りスモークを強めにすると折角のレッドキャンディー塗装が意味が無くなってしまいますがこれくらいならギリギリ大丈夫だと思います。

grb7クリアーは「クリスタルクリアー」で、このヌメっとした質感は高品位なアクリルポリウレタンの特徴です。技術や磨き云々で出る艶と言う事では無いんですよ(材料様様と言う事です)。

ただテールランプ系の塗装では「肌」が出来ないように塗るように心掛けています。車のボディの補修塗装では「新車肌」の再現こそが必要になって来ますが(カスタムペイントは別として)、こういったプラチック製品に肌目は無いので極力それに近い仕上がりにするようにしています。

肌が出来ないようにする塗り方としてはレベリングの良いクリアーと言うのが必須条件ですが(高いクリアーと言う事です・・・)、スプレーガンから出て被塗物に到着するまでに如何に塗料中の溶剤分を揮発させないかが大事で、使用するガンは低圧ガンを用いて、またガン距離は自動車ボディを塗る場合に比べて相当近い距離で塗っています。自動車ボディの場合が10cm~15cmだとすると5cm~7cmくらいと言うところでしょうか。慣れないとそれなりに勇気が要ります(グニャグニャっとなります)。単に膜厚を付けるだけだと「デロデロ」としたようなタレ肌になるので特にそうならないようには注意していますかね。口径は通常通り1.3mmを使っています。多少小さい方が塗り易い(タレるリスクが少ない)ので1.0mmを使いたい所でもありますが塗り肌が止まるのがやはり早いので(繋がらなくなるので)1.3mmの方が使い易いですかね。まあこれは慣れもあると思いますが・・・。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げますね。部品は既に新工場に移動しておりまして、実はクロネコヤマトの代引きサービスも利用可能となりました!ヤマトの方には尽力頂きまして本当に助かりました・・・。この場を借りてお礼申し上げます。

この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

と、メールしようと思ったら電話でのお問い合わせでアドレスは伺っていませんでしたね。本日はもう遅い時間なので週明けに連絡差し上げます。どうぞもう少々お待ち下さいませ!