先日はわざわざご足労頂き有難う御座いました。ちょっと久しぶりのBMWパニアケースです。
通常のご依頼ではこれを「ボディ同色」にするのが一般的ですが、今回はそれにさらにもう一つを付け加えます。
こちらはオーナー様の車両で、今回はこのR1200R Classicの特徴でもある白のストライプラインをパニアケースにも入れるよう承っています。
ただしこのままの太さでは入らないので、これを左右に分割するような形にしての塗装となります。太いラインを半分に、そのフチにある細いラインはそのままのサイズで再現します。
ただし例の如く塗装する面はこんな感じで湾曲していまして、これに違和感無く一周白いラインを入れ、さらにそれを左右対象にするとなるとこれは相当大変な作業です。
と言う事で今回は垂直ゲージを用意しようと思ったのですが(懐)、実はさらにそれよりも活用出来そうな機器がありました。先日塗装ブースを自作した時に使った「レーザー墨出し器」です。
ただレーザー墨出し機の場合、水平ラインの高さを調整する為には三脚に立てる(または吊るす)必要があり、さらにそれを被塗物と作業者(私)の間に置いて作業するとなるとちょっと邪魔な気もしますので、それであれば昔ながらの「トースカン」の方が向いているかも知れません。
どちらにしてもそれまではまだ時間がありますので色々検討してみたいと思います。何にしてもこういった作業は左右キッチリ同じ位置に出さないと気持ちが悪いですからね。これからイメージトレーニングに勤しみたいと思います。
それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!