トヨタエスティマテールランプ 本塗り

estima2 こちらもお待たせしました。エスティマのテールランプは5個で1セットとちょっと個数は多かったのですが、今回はレッドキャンディーがメインとなったので一緒に塗る事にしました。その分本塗り前までには入念に下準備をしておくことにします(しました)。

青いマスキングテープはオーナー様が「見切り」のラインが判るようにと印を付けておいてくれた物です。お手数を頂き有難う御座います。ただ今回のテールランプはその境界線を基準として上と下でレンズが別れているのです。いや正確には上下では無くレンズ内に違う形のレンズを填め込んである造りになっていて、下側がクリアー、上部分は若干のスモークレンズになっているのです。そのお陰でマスキングは非常に楽になりました。

estima4 という事で本塗り前夜にはラインテープを引いておきます。本当は全部終わらせておきたい所ですがマスキングテープを長時間貼っておくと糊の跡がトラブルの原因になるのでマスキングは本塗り当日が基本となるのです。ただしニチバンのラインテープは糊の溶剤分が少ないせいかこの心配は無いんですよね。それ故に粘着力は非常に弱いのですが・・・(無理に貼ると大抵後で浮いてしまいます)。

estima5 そして朝一で養生紙を貼り付け、いよいよ本塗り開始です。露出した箇所のレンズは少しスモークになっているのが判りますよね。うちで言う「極薄目」程度の濃さがあります。

estima6 レッドキャンディーの塗布が終わったらマスキングを剥がします。赤の下には元々少しスモークがありましたからこの時点で結構深みは出ていますよね。この後さらに全体に薄くスモークを掛けます。

estima7 リヤガーニッシュのレンズは別の台で塗っています。ちなみにこれだけ単体で塗装すると他の部品と色が合わなくなってしまう恐れがあるので塗装する順番は必ず一緒に行うようにします。この辺が透過性塗装の難しい所ですね。

estima8 薄くスモークを塗ったらクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

estima9  クリアーだったレンズ部分も若干のスモークが掛かる事によってコントラストの差異が減りますからより渋い仕上がりになっています。良い感じですよね。

estima10リヤガーニッシュランプも全く別物になりました。今回のテールランプは内部のLED加工も施されているようですのでかなりのカスタマイズになりそうですね(且つ目立ち過ぎないような純正風、といった感じでしょうか)。

それではこちらも完成次第改めて紹介させて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!