メルセデスW124ヘッドカバー 素地調整

w124W124のヘッドカバーは腐食が酷かったのでサンドブラスト専門店に送って強力な直圧ブラストにて処理して貰っていました。無事戻って来ましたので作業着手です。

w1241 腐食がひどかった箇所は素材自体が抉れて穴が開いているような状態になっています。

w1244このヘッドカバーではいつもの事ですので(実際に走っている車に付いているのも多分こんな感じです)今更驚く事ではありません。恐らく重量を軽くする為にアルミでは無くマグネシウムにしているのだと思いますが、この車体で今更その分軽くして意味があるのか・・・と思う次第です。それより腐食しないでくれた方が嬉しい気がしないでも無いですが。

w1242 そのまま塗っても使用上は特に問題無いと思いますが、仕上がりが悪くなるのは困りますのでエポキシを詰めておく事にします。いつもの3Mパネルボンドですね

w1243全体的に素地表面は荒れていますが、そもそも結晶塗装はそういった鋳造製品の粗さを「そのまま塗るだけで」美しく見せる為に採用されている塗装ですから(多分ですが)、本当にひどい箇所のみを処理して後はそのままでOKとします。

尚今回は重防錆仕様ですのでこの後に塗るプライマーはいつものとは違う浸透型エポキシプライマーを使います。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!