馬の置物 下地作業

horse 先日塗っておいたエポキシ系プライマーが完全硬化したので、同じくエポキシ系の樹脂(固形分の多い接着剤)で継ぎ目を埋めておきます。使うのはいつもの3Mのパネルボンドですね。

今回は「ラインを平滑にする」と言う作業では無く極力周りのラインを崩さないようにしなければならないので余分な所に接着剤が付かないようにマスキングをしておきます。

horse1 元々は左右別々に作成した鋳物を溶接で繋げているようです。当時はベルトサンダーやリューターなどが無かったので狭い箇所の溶接は敢えてしないでパテで仕上げていたのだと思います。時代的には東京タワーが出来たくらいでしょうか。

horse2当時だとこういった場合に使っていた樹脂は恐らくラッカー系のパテだったと思います。どこかの本で「自動車板金塗装業界で20世紀中に一番進化したのはパテ」みたいな事が書いてあったと思いますがまさにその通りだと思います。樹脂についてはある程度成熟してきた感があるので今後は環境面、作業者の健康面などに重きが置かれるのでは無いでしょうか。好きだからという事だけでそれを仕事にするのは難しいですからね。

と言う事で少しずつですが手が空いた時に進行させていきたいと思います。もう少々お待ち下さいませ!