TRX850 下準備

trx2 今日もこちらのTRX850の作業をメインで行いました。

上の画像はシートカウルで、割れている亀裂の両側に小さな穴を開けて細い針金で固定されていますが、私的には今回の補修跡としてはこれが一番まともなやり方だと感じました。ちょっとダイナミックな修理方法にも感じますが実はかなり繊細に作業されています。塗膜自体も新車当時そのままの物なので艶はありませんが、変な塗装がされているくらいならこれが一番マシというものです。

trx3 先日と同じく半田ゴテを使って溶着していきます。裏も同様に行っています。

trx4 良く見ると色々な箇所が割れていたので虱潰しに直していきます。

trx5 その後パテを塗って研いだらパーツ全体にもペーパーを掛けて傷を除去しつつ足付け処理を行います。本日一気にサフェーサーを塗れる状態にまでしておきました。

trx6 アッパーカウルも同じくパテ処理~足付け処理まで完了です。体中粉だらけになりましたがとにかく集中して作業に取り組みました。もうアシュラマンに怒り面みたいな顔になって作業していましたよ(判りませんか。笑)。

trx850先日スタッド溶接で凹みを出してサフェーサーを塗布しておいたタンクも、パテでラインを出しをおこなってこれで板金完了です。あとは後日もう一度サフェーサーを塗って研げば下地が完了です(まだまだこれからです)。

明日には何とかサフェーサーを入れて一段落出来そうです。ここまではとにかく粉の出る作業なので、これをやりながら何かを塗る、と言う事は出来ませんからどうしても短期集中的な作業になってしまいます。お待たせして申し訳御座いませんが何卒ご理解下さいませ。

どうぞもう少々お待ち下さいませ!