TREKカーボンフレーム 作業前準備

trek7作業前と言っても本格始動はまだ先で、そもそも先週注文したM3のブラインドナットがまだ届いていませんでして・・・(遅)。

という事ですが折角なので各付属品を取り外す前に重量を計っておきました。今回のオーナー様は特に気にされていないようですが、以前cannondaleのカーボンフレームを御依頼頂いた時は結構ここに重きを置いていたのでかなりシビアに作業をしたのを覚えています。まあそれはそれで結構楽しかったのですが(病)。

という事で今回のフレームは991.5グラムになります。既存の塗膜を剥がして新たに塗るのはクリアーだけですからイメージ的には軽くなりそうですが、今別件で作業しているDUCATIのカーボンカウルよろしく巣穴が多いとクリアーの塗装を何工程も行わなければならないので、むしろサフェーサーやパテを塗ってさっさと巣穴を埋めてしまってクリアー塗装は一回分(一台分)のみとした方が軽く済む可能性も無いとは言えないのです。ただ当然下地塗料(サフェ)と上塗り塗料(クリアー)では比重が違いますから塗装回数=膜厚だけに依存する訳では無いですけどね。

機会があれば旧塗膜を削った状態、下塗りのクリアーが終わった時点でも再度計測してみたいと思います。どうぞもう暫くお待ち下さいませ。