メルセデスR129インマニ 磨き処理

r12922先日本塗りを終えていたR129のインマニです。塗膜が完全硬化したので最終的な磨き処理を行い、近日中には完成画像も紹介出来ると思います。

小物の塗装で使っているコンパウンドは主にこの3種類で、広範囲になった場合はさらにもう一段階粗い物を加えて4種類を使います。

コンパウンドはペーパーと同じく、使われている研磨粒子によって切削能力の違いや傷の残り方が違いますから、粗い番手から初めて徐々に細かい番手に移行します。呼び方としては「粗目→中目→細目→極細め→超微粒子→超々微粒子」といった感じで、ただこれらはメーカーや商品名によって適当に付けられてるところがあるので現場の人間からすると記載されている事は余り信用せず、実際に使ってみて自分なりのシステムを組むといった事が一般的ですかね。

ちなみに私的に好んでいるのは3Mの製品で、あっと驚くような性能はありませんが余計な成分が入っていないので安定して使えるのが気に入っています。よくある事としては、磨き作業を楽にする為に塗膜を柔らかくする為の溶剤成分が入っていたり、摩擦熱によるバフの絡みを軽減する為にワックスが入っていたりする物がありますが、そういった一見便利そうな物は何かしら弊害があるので結局長くは続かないんですよね。やっぱり天然が一番ですよ(いや、多分100%化学合成です・・・)。

それでは完成次第改めて紹介しますね。もう少々御待ち下さいませ!鋳造製品のインマニとしてはちょっとあり得無い艶ですよ(笑)。