ローバーミニの内装パーツ一式も無事本塗り完了しておりますのでご安心くださいませ。
上の画像は最初に紹介した時の物で、途中の作業を紹介していませんので二回に別けてご案内しますね。
今回はスイッチに文字を塗装で入れるので、それのデータ作成~確認も行っていました。
サイズについてはお任せ頂いていましたが、私的に判断つきかねない所もありましたので、何種類か作成してオーナー様にご確認頂き、上から二番目のサイズの物と決定しました。
それを元にマスキングシートを作成します。ちなみに「HL」のロゴはその後「L」に変更となりましたが、途中まで勘違いしていて危うく「H」で塗装してしまうところでした。
といってもこういった事は結構普通にあって、そもそもミスをする事を前提で考えていますから、最後まで行く前に途中で気が付くようにはなっています。自分を信用していないというのはそう言う事ですね。
ちなみに今回のスイッチ、見た目はどれも同じように見えるのですが、緑のパネルが付いた物とオレンジの物では微妙にサイズが違います。うっかり間違えるとちゃんと付かないので、それらが混ざらないように注意する必要もありました。
スイッチは案の定表面が凸凹なので削ってある程度平らになるようにしておきました。
#320から研ぎ始めて最後は#800で仕上げ、細部はナイロンブラシとウォッシュコンパウンドで足付け処理を行います。
一緒くたになっていますが、それぞれ判るように印が付いています。
同じ様に他の内装部品も下地処理を行います。これはポリプロピレンですかね。
同じくこちらのスピーカーネットもドライヤーで暖めて外せています。
ちなみにこちらのスピーカーネット、枠については塗装せずそのままの予定でしたが、見ての通り余り既存の塗装が良くないので今回こちらも塗装する事にしました。しかも研いでみて判りましたが、とても柔らかくて薄いクリアーだった模様です(恐らく10:1かと)。
と言う訳で全ての準備が整いました。一気に紹介していますが数日に分けて作業し、本塗りは二日間に分けて行いました。並べて見ると予想以上にパーツ数があって、しかも使う色数は4色ですから、1日でこれを行うのは流石に大変だと思ったんですよね。以前行ったRobiのパーツを彷彿するような寒気に襲われましたので(笑)。
それでは後ほど続けて本塗りも紹介しますね。