ジュークリヤガーニッシュカバー&メッキモール 下準備

juke4 ジュークのパーツも作業進行しておりますのでご安心下さいませ。

こちらはリヤガーニッシュに被せるタイプの社外品ステンレスカバーです。

普通にダブルアクションサンダーを掛けようと思っていましたが中央の細い部分に折れ目が出来てしまいそうだったので、部品に圧力の掛からないサンドブラストでの作業にしておきました。

juke5サンドブラストで足付け処理が完了です。

juke6 良く洗浄し、台にセットして、

juke7 プライマーを塗ります。

jukeフロントグリルモールの方は見た目はステンレスと同じように見えますが全く違います。ABS樹脂の上に銅メッキと装飾クロムメッキが施されていて、これにサンドブラストを当てるとメッキが捲れてしまい大変な事になります。メッキは塗装と違って素材に密着している訳では無いので局所的にでも剥がれるとかなり面倒です。メディア(研磨粒子)にウォールナットビーズ(クルミの殻を粉にした物)を使って行っても同じようになるので、多分熱が原因なのではと思っています。もしかしたらウェットブラストなら上手く行くかも知れません(私はしませんし、そもそもウェットブラストも無いですし・・・)。

juke8と言う訳でメッキ素地用の下地処理は少々違う方法で行い、最後は普通のサフェーサーを塗ってありますので、こちらは後日熱を掛けて完全硬化させたら全体を研ぎ出してラインを整えます。元のメッキを剥がしている訳では無いので既存のラインが崩れている訳では無いのですが、ウレタンサフェーサーとその下に塗っているプライマーで結構な膜厚になっているのでその肌を平滑にする為です。

装飾クロムメッキに普通の塗膜と同様の密着性を確保するのはそれなりに面倒ですので、場合によってはメッキを剥がしてしまうケースもあります。メッキがなくなっても強度が保持できるならば、密着剤を使って塗られてしまうよりかは全然マシと言うか間違いがありません。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!