メッキパーツ サフェ入れ

 装飾クロムメッキが施されたパーツはそのまま普通に塗装しても著しく密着性が劣る為、これらに関しては別工程で下地処理を行っています。画像はホンダジェイドのフロントグリルメッキモールです。

比較的バランスの悪い形状ですが、以前作成した自作ワイドクリップが活躍してくれました。普通なら前屈みに折れてしまうところですがグリップ部にアルミパイプを使っている為、非常に安定しています。見た目が悪かったのでお蔵入りさせようと思いましたがこれはもう増産必至です。

 こちらは同じくジェイドのフロントグリルモールに着くメッキエンブレムです。

メッキ素地用に行っている下地処理とプライマーを塗布し、最後にサフェーサーを塗布しています。

 こちらも今までの小さいクリップでは無くワイドクリップ(小)を使いました。安定感がまるで違います。

 こちらは少し早いのですが、同じメッキパーツなので一緒に並行して作業をしていました。ベンツに取り付け予定の特注メッキエンブレムです。

普通の(量産品)のエンブレムは裏側が肉抜きされていて、骨の部分をクリップで掴めるようになっていたりするのですが、恐らく板形状からの削り出しの為、裏側はフラットな形状となっています。なのでガムテープを芯状に丸めた物をカットして貼り付け、それを小さいワニクリップで掴んで固定しています。

それぞれプライマー&サフェーサーは裏側に回り込むように塗り、激しいスチーム洗浄などでもきっかけとなる塗膜の切れ目が出来ないようにしておきます。

それではこちらも作業進行次第また紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!