大変お待たせしました!日産GT-R RB26エンジンパーツのキャンディーレッド塗装、本日完成となります。
最初の状態も紹介しますね。
新車時の塗装は剥がれたりはしていなかったのですが、パーツ毎での褪色具合が違う為か色がそれぞれバラバラになっていました。
また全体に小傷はあったのでそれらはある程度研磨して取り除きました。
プラグカバーの中央にあるアルミプレートは両面テープでの接着で、これは外すと変形してしまうので交換が基本ですが、今回は旧塗膜の状態が良く剥離作業をしないで済んだのでマスキングで対応出来ました。白いのはプライマーです。
元々の塗装もキャンディーカラーで、ただ今回の塗色はそれに合わせたと言う訳では無く、当店で何度か施工しているマツダのソウルレッドプレミアムメタリック風の色にしています。
カラーベース自体にはマツダのソウルレッドプレミアムメタリックをそのまま採用し、その上に塗り重ねる透過性の赤を、いつも当店でテールランプの塗装に使用しているキャンディカラーのレッドを使っています。
またクリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。
こちらも塗装前の状態で、側面には余り色(カラークリアー)が入っていなかったのですが、
実際にエンジンに装着されるような感じに仮組みをしてみました。
尚、実物はもっとキャンディーカラー特有の深みと鮮やかさがあります。
画像はどれも撮ったままの未加工で、サイズだけ半分くらいに縮小しています。
改めて室内の照明下でも撮影しました。やはりと言うか自然光で見るのとは雰囲気が変わって見えます。
今回は下地処理にサフェーサーを使っていないので、製品自体の歪や深い傷、鋳造製品特有の凸凹はそのまま残った仕上がりとなりますが、純正時には無いような艶具合になっていますのでエンジンルームを開けた時のインパクトは結構大きいのでは、と思います。
有彩色に対して無機色の 黒とシルバー(アルミ)の組み合わせが良い具合です。ボルトはシルバー・黒どちらでも似合いそうですね。