先日お預りしておりましたメルセデスベンツW124のヘッドカバーとプラグカバーです。
ブラスト専門店にてサンドブラスト処理を行ってもらい、腐食を根こそぎ削り落として貰いました。
入り組んだ個所の奥や裏はスプレーでは届かない為、筆で塗り込んでいきます。
ヘッドカバーは未使用品ですが、やはりと言うかささくれた個所が多いです。
結晶塗装用の塗料(リンター)を塗布します。こちらは鮮やかな赤です。
再び熱を掛けます。少量のエネルギーで済むよう、網棚の下に反射フィルムを貼った板を敷いてます(かなり有効です)。
120℃で30分くらい熱を掛け、結晶目が出た状態です。大変お待たせしました!
グレーはかなり黒寄りで、以前施工したレパードのエンジンパーツの結晶塗装を参考にしています。
この後は恒温器でもう一度120℃20分程熱を掛け、オイルフィラーキャップ取り付け口を研磨し、プラグカバー装着部の当たり面に元々着いていたスポンジモールを取り付けておきます。
それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!