先日作業前準備を行っていた透過性塗装関係のパーツ一式です。よく乾燥させた後、被塗面以外の部分をマスキングします。ネジや突起がある箇所は紙が破れてしまうので、マスキングテープで補強したりもします。
中古品の場合はレンズに深い傷が付いていたりするので、その場合は#400で空研ぎ後、研磨粒子の当たりが柔らかい布状の研磨副資材でペーパー目を均します。
また新品でも社外品の場合はバリが残っているので(今回の場合だとMUGENのテールランプ)、そこは#180~#240で平らに削り、徐々に番手を上げて(ペーパーを細かくして)同じようにペーパー目を均しておきます。
尚、この時点で脱脂作業は二回行っていて、台の上に並べて準備する際にもう一回、本塗り前にさらにもう一回行い、計4回脱脂を行っています。透過性塗装でハジキが出ると延々とその跡が残ってしまう為、十分過ぎるくらいに行っておきます。
今回の案件で塗り分け(クリアー抜き)が必要なのはGRBインプレッサのテールランプで、既存のデータからカッティングプロッターを使ってマスキングシートを作成しておきます。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。先に内装パーツを塗ってからの本塗りとなりますので、週末~来週になる予定です。どうぞもう少々お待ちくださいませ!