ゼンハイザーE945ピンク 本塗り

先日お預かりしておりましたゼンハイザーE945ボーカルマイクです。

本体は#800相当の布状研磨副資材(アシレックスレモン)で研磨し、グリルはナイロンブラシとウォッシュコンパウンドを使って足付け処理をしています。

まずは下色として適当な白(VWキャンディホワイト)を塗布します。

色は当店規定の色見本から「MIX561(赤) 5%:MIX571(白) 95%」とご指定を頂きましたので、それに沿って色を作成します。

出来上がったそれをマイクに塗布します。白1コート+ピンク2コートで、この時点では合計3コートの塗装となっています。

続けてガラスフレークを塗布します。使うのはSTANDOX原色のパウダーパール PP304(コースガラスフレーク)を、同じくSTANDOX原色のバインダー(樹脂)に5%程添加した物となります。こちらを先ほど塗ったピンクの上に2コート重ねます。

そしてクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

ピンクの色味を阻害せず、ガラスフレークが上品に煌めきます。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!