旧塗膜剥離

先日お預かりしておりましたヤマハNMAX用の社外品アルミ製パーツです。その後溶剤槽に浸け置きをしておきました。

 元々塗られていた艶消しの黒は、塗装というよりはゴムのような被膜で、

露出したアルミ素地には、かなり深い研磨傷が見受けられます。塗装だとこれらの傷が目立ってしまうので、厚膜で隠そうという作戦のような感じでしょうか。

素地を傷めないようスクレーパーである程度の塗膜を剥がし、さらに溶剤槽に戻して浸け置きしておきます。剥がれた被膜の断面から溶剤が染み込み、次はもっときれいに剥がれてくれていると思います。

そしてこちらは先日お預かりしておりました日産スカイラインGT-RのRB26エンジンタイミングベルトカバーです。アルカリ洗浄槽に浸け込んで油汚れを除去しておきました。

裏側に塗られている(盛られている)シリコーンシーラーは再利用するので、形を崩さないようにカッターで切り取っておきます。

この後先ほどのNMAXのパーツと同様、溶剤槽に浸け込んで塗膜を剥がしておきます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!