ムーブヘッドカバー&インマニ 下準備

先日お預かりしておりましたダイハツムーヴL152Sのエンジンヘッドカバーです。

今回は凸文字加工も承っておりまして、頂いたデータを基に、まずは配置の検証を行いました。

当初のご希望としてはもう少し前側(画像左側)だったのですが、ヘッドカバーの形状上、曲面の上に凸文字を配置するのは難しい為、

今回のこの位置となりました。

インテークマニホールドにはTURBOの凸文字が着きます。尚、インマニはアルカリ洗浄槽に浸け置きしておきました。

その後データを金属加工会社送り、2mm厚のアルミ板から文字をカットして貰いました。

こちらは送ったデータをプリントアウトした物で、

こちらはアルミをカットした物となります。

それぞれ問題が無いことを確認しておきます。

さらに基のデータを0.2mmオフセットし(太くし)、

カッティングプロッターでマスキングシートをカットします。

それを凸文字を配置する部分に貼り付けます。尚こちらは確認用=テストとなります。

凸文字化で一番難しいのは取り付けで、これを間違えてしまうと取り返しのつかない事になりますから、位置をピッタリ合わせられるガイドの作成は必須となります。

これで凸文字加工の準備は整いましたので、まずインマニをサンドブラストし、その後ヘッドカバーと共にこれらの文字もリン酸処理を行い、接着となります。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!